イスラエル/パレスチナ和平

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ダマスカスでもハマス活動家暗殺

投稿者: abutouma 投稿日時: 2004/09/27 04:21 投稿番号: [7926 / 20008]
http://www.geocities.jp/beirutreport/index.html


ハマース活動家ダマスカスで暗殺される(9月26日)

  26日、ダマスカスのザーヒラ地区で、ハマースの活動家イッザッディーン・シェーク・ハリールが乗用車のエンジンをかけたところ、自動車が爆発しシェーク・ハリールは即死、現場に居合わせたシリア人3名が負傷した。運転席の下に爆弾が仕掛けられていたらしい。
  シェーク・ハリールは1962年ガザ生まれのハマース活動家で、1992年にイスラエル当局により他の400名のハマース活動家とともに南部レバノンに追放された。それ以来、ダマスカスを拠点に活動していたようだ。ハマースの軍事部門カッサーム旅団の草創メンバーの一人であり、最近は「ヤヒヤ・アイヤーシュ旅団」なる武装組織の急進的リーダーを努めていたとイスラエル・ラジオは報じ、イスラエル軍が今回の暗殺に関わっている可能性をほのめかした。
  カッサーム旅団は声明を発表し、今回の暗殺をイスラエルの犯行と断定、今後は海外のイスラエル標的を攻撃する可能性に言及した。ただし、ハマースの駐レバノン代表オサーマ・ハムダーンはアル・ジャジーラ・テレビのインタビューに対し、ハマースは対イスラエル攻撃を海外に拡大する決定を下していないと答えている。

  24日にはベイルート南郊外のブルジュ・バラジネで、ヒズボッラーの情報部員アリ・ムハンナが就寝中に何者かによって銃殺される事件が起きている。これまでのところ、ヒズボッラーはこの殺人事件は家族関係絡みで発生したものであるとして、政治的な背景を否定しているが、不透明な点がいくつもある。
  いずれの事件にも、イスラエルの諜報機関が関わっているとすれば、名にし負うモサドの面目躍如だ。
  もっとも、いくら敵の暗殺に成功しても、その結果の報復攻撃を阻止出来ないなら、むなしい流血と言わねばならないが。

  なお、26日付ハ・アレツ紙電子版は、シリアが国連安保理決議第1559号への対処策の一環で、ダマスカスのパレスチナ各組織事務所の活動を一層制限していると報じている。パレスチナ各派との対話のためエジプトへ出国したハマースのトップ、マシュアル政治局局長もダマスカスに帰還出来るかどうかわからず、テヘランに移動せざるを得なくなるのでは、との観測を伝えている。
  西岸地区出身のマシュアル局長は、1997年には拠点にしていたヨルダンでモサドに襲われ、危うく命を取り止めた。やがてフセイン国王が薨去し、親米のアブダッラー国王の治世になると、ヨルダンから追放され、カタルへ、さらにそこにも居られなくなって最近ではダマスカスに本拠を構えてきた。
  パレスチナ解放運動に身を投じたがためにアラブ世界を転々とする運命を強いられている点では、スケールこそ一回り小さいものの、マシュアルはアラファトと同じだ。
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