イスラエル/パレスチナ和平

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自爆犯の父親が語る

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2004/03/05 12:48 投稿番号: [7179 / 20008]
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/3491126.stm
My son the suicide bomber(私の息子は自爆犯)

1月末にエルサレムのバスで自治政府の警察官が自爆テロをやり、11名が殺害された事件があった。
国際司法裁判所の開幕前だったので、イスラエル政府から「自治政府がテロ対策に取り組んでいない証拠」と喧伝された(イスラエル政府は自爆現場のビデオをwebで公開し、壊されたバスをハーグの国際司法裁判所前に運び込んだ)。
この事件の実行犯Ali Jaara(24歳)の父親YousefがBBCのインタビューに応じた。

○○○
「もし息子が何をやろうとしていたのか知っていたら、事前に止めた。自爆攻撃は市民を対象にしたものも兵士を対象にしたものも悪い」
「殺しは、どちらの側に対するものも悪だ。この方法では紛争は解決できない。どちらも交渉のテーブルに戻るべきだ」

アリは父ユセフとともにベツレヘム近郊のアイダ難民キャンプに住んでいた。息子アリの自爆後、イスラエル軍が自宅に来て「今から君の家を壊す」と告げて爆薬をしかけ、数分後に家はがれきになった。周囲の家も被害を受けた。

ユセフはこれ以上自爆犯が出ないよう、自分の息子が「最後の殉教者(自爆犯)」になるように願っていたが、その願いは2月22日に打ち砕かれる。またエルサレムのバスで自爆があり、イスラエル市民8名が殺されたのだ。

息子の自爆以来ユセフは心臓の状態がよくなく、投薬に頼っている。ベツレヘムはイスラエル軍の検問所に囲まれているため、病院に行くのは容易ではない。ユセフは、ある日突然逮捕され、薬を得られずに死んでしまうのではないかと怖れている。

家族の生計をたててきた息子が亡い今、ユセフは7名の娘を養わなくてはならない。アルアクサ団からの義援金はないという。

アイダ難民キャンプには「殉教者アリ」を称えるポスターがそこらじゅうに張られているが、ユセフにはそのポスターを見るのは苦痛でしかない。「夜も寝れない、心の痛みで。。息子の死は私の精神面にすごい重荷となった」

ユセフのこれまでの人生は、多くのパレスチナ人に共通している。イスラエル軍によって故郷のBet Shemeshを追われてヨルダンに逃げ、そこの難民キャンプで長年過ごし、西岸のアイダに戻ってきた。彼の兄弟は2002年のキリスト生誕教会立て籠り事件に関与したためアイルランドに追放された。

今、ユセフはかつての家の前にテントを張って住んでいる。

「私の人生はテントで始まり、そして今またテントに戻ってきた。」
「私はパレスチナの独立を願っている、が、爆弾では解決できない。話し合いでなければ…」
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