イスラエル/パレスチナ和平

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返信

投稿者: sascom007 投稿日時: 2004/02/25 18:28 投稿番号: [7172 / 20008]
>ただ、PLO指導部や自治政府全体までを巻き込んだ内紛は、アラファトが死ぬまではないでしょう。アラファトが存命中に権力闘争に敗れて排除されるような事態はないと思います。

アラファトはもう74歳なので、いつ死ぬか分かりませんが、私の得ている情報からしますと、存命中に失脚する恐れも多分にあると思われます。

>「楽観的」というのは次の点。「ガザがエジプトに、西岸がヨルダンに併合される」というところです。
かつてブラックセプテンバーを経験したヨルダンですから、西岸の土地自体には魅力を感じても、武装したパレスチナ人というオマケを欲しがることはないと思います。
エジプトも原理主義者との闘争経験があるから、ハマスは要らない。人口密集地でとくに資源もないガザを欲しいとは思わないでしょう。

ヨルダン、エジプトが積極的に欲しがるというよりも、押し付けられる可能性があるということです。今後、「PLO」が泥沼の内紛を演じるような事態なれば、成果が乏しく犠牲ばかりが大きい長年の闘争に疲れ果て無力感を感じているパレスチナ人自身がそれを望むということも、将来的にはあり得るのではないでしょうか。

>壁で分離された後のパレスチナは、ソ連撤退後のアフガンのような状況になるのではないかと思います。

ただパレスチナはアフガニスタンと違って狭いですからね(ウエストバンク:5572k㎡、ガザ:363㎡)。纏まった集団が逃げ隠れする場所もないし、だいたいそれぞれの集団が、自らのテリトリーの中で食糧を調達することもできません。
またパレスチナ人総人口約630万人中、373万7494人(資料:「国連・パレスチナ難民救済事業機関」統計)が難民登録しており、そうした人々は長年にわたって生活の糧を、米、日、EU諸国、アラブ諸国などの援助に頼っているというのが実態です。このような状況では、彼らがたとえウエストバンクとガザに領土を持ったとしても、政治的、経済的、軍事的に独立国家としてやっていくことは至難の技だと言えるでしょう。もちろん引き続き世界からの援助が得られることを前提とするならば、不可能ではないとは思いますが、それでもパレスチナが独立国家を維持していくことは大変なことだということに変わりはありません。
今後パレスチナが独立するにせよ、しないにせよ、当面パレスチナ人は国際社会の援助と、イスラエルへの出稼ぎで凌ぐしかないというのが冷徹な現実です。

>たとえば「ダーランVSラジューブVSハマス」みたいな構図になると、どうしたらよいのか。

アラファト後のパレスチナは、多かれ少なかれ、そのような構図になるでしょうね。
そうなれば一般のパレスチナ人は、不毛な内部抗争に倦み飽きて(現在でも、その傾向は強いのですが)、いっそうのことパレスチナ人が人口の八割近くを占めるヨルダンに併合されたいと考えるようになる可能性は否定できないのではないでしょうか。
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