パレスチナの将来(暗い予想になりますが)
投稿者: sascom007 投稿日時: 2004/02/25 11:54 投稿番号: [7170 / 20008]
リビアに引き続き、このままシリアが軟化して、「ゴラン高原」の水源をシリア、イスラエル両国で利用できる形で妥協し、イスラエルと「平和条約」を締結する可能性が出てきた。そうなればパレスチナ人はイラクに続いて最大の支援者を失うことになり、最も望ましくないことではあるが、「PLO」内部の路線対立(これまでの闘争成果に対する総括、責任追及、及び今後の闘争方針についての意見の不一致)から、1988年〜89年以来の大規模な粛清、又は内紛が発生する可能性が低くない。もし「PLO」内で内紛が起これば、今度は年齢的にも限界に達しており、予てより独裁と腐敗が批判されているアラファト議長を含む守旧派が一掃される可能性が高い。その後は強力な指導者不在(国際的に認知される指導者不在)のまま、混沌とした状態に陥り、イスラエルから強制分離されたウエストバンクとガザは、政治的、経済的、軍事的にも独立国としての体裁が取れぬままに、結局はウエストバンクはヨルダンに、ガザはエジプトに併合される運命を辿ることが予想される。
もしパレスチナ独立の最後の望みであった「ロードマップ」が、当事国同士の間でも、斡旋者(アメリカ、EU、ロシア、国連)を含む国際社会からも最終的に破綻したと確認された場合は、おおよそ上記のようなプロセスを経て、「フセイン・マクマフォン協定」「バルフォア宣言」以来、百年弱の期間にわたり紆余曲折を経ながら揉め続けてきた「パレスチナ問題」も、パレスチナ人には非常に不本意な形ではあるが、ひとまず収束を迎えることになる可能性が高い。
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