絶妙のタイミング
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2004/02/23 14:44 投稿番号: [7162 / 20008]
エルサレムでバスの自爆テロ。8名殺害。
問題はテロ自体もそうだけど、そのタイミング。
テロが起きたのは、ハーグの国際司法裁判所で分離壁の是非をめぐる討議が始まる前日だった。
http://cnn.co.jp/world/CNN200402220009.html
エルサレムでバス爆発 死傷者多数
>近くのホテルでは、米国のユダヤ人団体の会合が開かれており、イスラエルのモファズ国防相も同日午後には出席する予定だった。
>イスラエル政府幹部はAP通信に対し、「パレスチナのテロリストはイスラエル市民の安全をこうして脅かしている」と非難し、テロ実行犯の侵入防止を目的にイスラエルが建設している分離壁の必要性が、改めて立証されたと強調した。
この米国ユダヤ人団体の会合ってのは、右派からアメリカ・ピースナウみたいな左派まで含まれた会合。
テロ後に現場を視察したリーダーは
「イスラエル政府が壁を作るのは『権利』ではない。『義務』である」と。
ハーグ入りしているパレスチナ代表団は困惑。
アラブ系イスラエル人でイスラエル国会議員のAzmi BisharaやPalestinian National InitiativeのリーダーMustafa Barghutiは、
ともに 「国際世論相手の勝負の時に、最悪のことが起きた」としつつも
「このあいだのガザの大規模戦闘の時に、世界は沈黙したままだった」とか
「イスラエルの挑発が〜」と話を逸らせる。
さすがにこの間の悪さには自治政府も激怒。
クレイ首相は「この攻撃は壁建設の正当化に利用されるだけ」と吐き棄てる。
アラファトが主宰する治安会議で、責任者を捜索して罰することが決定された模様。
実行したのはアルアクサ。
アルアクサ系の活動家は、ハーグの前日という間の悪さについて、こう語る。
「ハーグでどんな裁決が出ようが関係ないだろ? これまでの国連とかの決議と一緒で、なんの意味もない。武装闘争でのみ壁を壊せるのだ」
この活動家の発言の前半部分「ハーグでどんな裁決が出ようが、実際の壁にはなんら影響はない」というのはまったく正しい認識だと思う。
おそらく「壁は国際法上違法」という裁定が出るだろうが、これに関係なくイスラエルは壁を作るだろう(現在イスラエル国内で壁建設の是非を問う裁判があり、そちらは、ある程度の影響を与えるけどね)。
さらに言ってしまえば、司法裁判所は国際法上の判断を求められているので、テロによる国際世論への影響が、裁定を左右するとは思えない。
しかし、パレスチナにとってみれば、この裁判闘争は久しぶりに「非武装抵抗運動」への転換期にもなりえるものだったのだから、
わざわざチャンスを無にするようなことをしなくてもいいのに、と思う。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/EFEEF7A7-FA35-4366-9E35-40CDC57D7C37.htm
http://www.haaretz.com/hasen/spages/397068.html
http://www.haaretz.com/hasen/spages/397107.html
問題はテロ自体もそうだけど、そのタイミング。
テロが起きたのは、ハーグの国際司法裁判所で分離壁の是非をめぐる討議が始まる前日だった。
http://cnn.co.jp/world/CNN200402220009.html
エルサレムでバス爆発 死傷者多数
>近くのホテルでは、米国のユダヤ人団体の会合が開かれており、イスラエルのモファズ国防相も同日午後には出席する予定だった。
>イスラエル政府幹部はAP通信に対し、「パレスチナのテロリストはイスラエル市民の安全をこうして脅かしている」と非難し、テロ実行犯の侵入防止を目的にイスラエルが建設している分離壁の必要性が、改めて立証されたと強調した。
この米国ユダヤ人団体の会合ってのは、右派からアメリカ・ピースナウみたいな左派まで含まれた会合。
テロ後に現場を視察したリーダーは
「イスラエル政府が壁を作るのは『権利』ではない。『義務』である」と。
ハーグ入りしているパレスチナ代表団は困惑。
アラブ系イスラエル人でイスラエル国会議員のAzmi BisharaやPalestinian National InitiativeのリーダーMustafa Barghutiは、
ともに 「国際世論相手の勝負の時に、最悪のことが起きた」としつつも
「このあいだのガザの大規模戦闘の時に、世界は沈黙したままだった」とか
「イスラエルの挑発が〜」と話を逸らせる。
さすがにこの間の悪さには自治政府も激怒。
クレイ首相は「この攻撃は壁建設の正当化に利用されるだけ」と吐き棄てる。
アラファトが主宰する治安会議で、責任者を捜索して罰することが決定された模様。
実行したのはアルアクサ。
アルアクサ系の活動家は、ハーグの前日という間の悪さについて、こう語る。
「ハーグでどんな裁決が出ようが関係ないだろ? これまでの国連とかの決議と一緒で、なんの意味もない。武装闘争でのみ壁を壊せるのだ」
この活動家の発言の前半部分「ハーグでどんな裁決が出ようが、実際の壁にはなんら影響はない」というのはまったく正しい認識だと思う。
おそらく「壁は国際法上違法」という裁定が出るだろうが、これに関係なくイスラエルは壁を作るだろう(現在イスラエル国内で壁建設の是非を問う裁判があり、そちらは、ある程度の影響を与えるけどね)。
さらに言ってしまえば、司法裁判所は国際法上の判断を求められているので、テロによる国際世論への影響が、裁定を左右するとは思えない。
しかし、パレスチナにとってみれば、この裁判闘争は久しぶりに「非武装抵抗運動」への転換期にもなりえるものだったのだから、
わざわざチャンスを無にするようなことをしなくてもいいのに、と思う。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/EFEEF7A7-FA35-4366-9E35-40CDC57D7C37.htm
http://www.haaretz.com/hasen/spages/397068.html
http://www.haaretz.com/hasen/spages/397107.html
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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