シナイについて
投稿者: vogel_02 投稿日時: 2003/10/04 01:32 投稿番号: [6678 / 20008]
イスラエルには本能といってもいい、根本的な目的があると思います。
それは「なんとしてもホームランドを確保し、絶対死守し、その中でユダヤ民族主義なりなんなりを享受する」と、いうものではないでしょうか?。
イスラエルという国を旅してひしひしと感じたのが、この「ユダヤの民族主義的国家建設意欲」でした。
ようするに日本や他の多くの国々がそうであるような普通の民族国家の所有願望です。
たぶんホロコーストの体験が決定的に作用して、それまでの流浪の民であり続けた長い歴史を否定してしまったのでしょう。
ここはどうしてもゆずらないはずです。いいかえればそれを保証し、イスラエルの生存権を認めれば、アラブとユダヤの共存は可能でしょうし、取引もできるのではないでしょうか?。
ユダヤ民族の強情さはこれまた折り紙つきでしょうが・・
その一例が、シナイ返還だと思います。第三次中東戦争(1967だったかな?)でイスラエルはシナイ半島を占領しましたが、エジプト・サダト大統領と交渉して和平条約をむすび、その結果としてシナイ半島を平和的に返還(1980?かな)しました。
この交渉でイスラエルが得たものはなんだったでしょうか?
いろいろあるでしょうが、明確な国境によって規定された隣国を持てたということだと思います。
シナイは運河はもとより、ユダヤ教・一神教の実質的元祖というべきモーセが神からの十戒をうけたというシナイ山(それにしても、すさまじいお話!(^ ^;;))など、ユダヤ人にとって決定的歴史的価値をもつ地域をいくつももっています。
そしてもしシナイがあったら大規模な入植も可能だったし、やってもいました。
しかし、この重要な土地を和平のために(国境確定のために)手放しているのです。
そして、それ以外の地域については、ヨルダン西岸にせよゴランにせよ、軍事力による実効支配はしていますが確定した国境ではありません。
むしろイスラエルは国境を決めたいだろうし、決められるのだったらシナイのように譲歩も可能なはずです。
それを拒否して戦争状態を継続させているのはパレスチナ側や周辺アラブ各国に主因があり、戦争を終結させる条約を結ばない為にいつまでも争いが続いているように私には見えます。
それが私の「パレスチナは法的敗戦を受け入れないので無限に負けつづけている?」という感想の意味です。
しかし戦争終結と国境確定という選択は、誇りたかいアラブ諸国にとって極めてリスクが大きいものです。サダト大統領はすぐに暗殺(1982だったと思う。少しは資料調べろ!)されました。
有能なサダトは民衆からの強力な支持を持ちつづけていたにもかかわらずです。
おそらくヨルダンでもシリアでも、エジプトと同じようなことをしたら、指導者に暗殺と政権転覆の危険が迫るでしょう。
反対派のアラブ隣国から「裏切り者」として物理的攻撃を受けるかもしれません。
和平交渉が何度も何度も頓挫するのは、ある意味で当然な理由が背景にあってのことでしょう。
もちろん、アラファト議長も、和平が自分にとってどんなに危険なことか知りつくしているはずです。
このあたりについては、もっと詳しい方々がおいでになると思われますので、補足いただければありがたいです。
イスラエルの認める論理と正義については、漠然とは考えがありますがはっきり答えられるほど私の考えは固まっておりません。
なにかお返事できることがまとまりましたら、次の機会に書かせていただければと思います。
それは「なんとしてもホームランドを確保し、絶対死守し、その中でユダヤ民族主義なりなんなりを享受する」と、いうものではないでしょうか?。
イスラエルという国を旅してひしひしと感じたのが、この「ユダヤの民族主義的国家建設意欲」でした。
ようするに日本や他の多くの国々がそうであるような普通の民族国家の所有願望です。
たぶんホロコーストの体験が決定的に作用して、それまでの流浪の民であり続けた長い歴史を否定してしまったのでしょう。
ここはどうしてもゆずらないはずです。いいかえればそれを保証し、イスラエルの生存権を認めれば、アラブとユダヤの共存は可能でしょうし、取引もできるのではないでしょうか?。
ユダヤ民族の強情さはこれまた折り紙つきでしょうが・・
その一例が、シナイ返還だと思います。第三次中東戦争(1967だったかな?)でイスラエルはシナイ半島を占領しましたが、エジプト・サダト大統領と交渉して和平条約をむすび、その結果としてシナイ半島を平和的に返還(1980?かな)しました。
この交渉でイスラエルが得たものはなんだったでしょうか?
いろいろあるでしょうが、明確な国境によって規定された隣国を持てたということだと思います。
シナイは運河はもとより、ユダヤ教・一神教の実質的元祖というべきモーセが神からの十戒をうけたというシナイ山(それにしても、すさまじいお話!(^ ^;;))など、ユダヤ人にとって決定的歴史的価値をもつ地域をいくつももっています。
そしてもしシナイがあったら大規模な入植も可能だったし、やってもいました。
しかし、この重要な土地を和平のために(国境確定のために)手放しているのです。
そして、それ以外の地域については、ヨルダン西岸にせよゴランにせよ、軍事力による実効支配はしていますが確定した国境ではありません。
むしろイスラエルは国境を決めたいだろうし、決められるのだったらシナイのように譲歩も可能なはずです。
それを拒否して戦争状態を継続させているのはパレスチナ側や周辺アラブ各国に主因があり、戦争を終結させる条約を結ばない為にいつまでも争いが続いているように私には見えます。
それが私の「パレスチナは法的敗戦を受け入れないので無限に負けつづけている?」という感想の意味です。
しかし戦争終結と国境確定という選択は、誇りたかいアラブ諸国にとって極めてリスクが大きいものです。サダト大統領はすぐに暗殺(1982だったと思う。少しは資料調べろ!)されました。
有能なサダトは民衆からの強力な支持を持ちつづけていたにもかかわらずです。
おそらくヨルダンでもシリアでも、エジプトと同じようなことをしたら、指導者に暗殺と政権転覆の危険が迫るでしょう。
反対派のアラブ隣国から「裏切り者」として物理的攻撃を受けるかもしれません。
和平交渉が何度も何度も頓挫するのは、ある意味で当然な理由が背景にあってのことでしょう。
もちろん、アラファト議長も、和平が自分にとってどんなに危険なことか知りつくしているはずです。
このあたりについては、もっと詳しい方々がおいでになると思われますので、補足いただければありがたいです。
イスラエルの認める論理と正義については、漠然とは考えがありますがはっきり答えられるほど私の考えは固まっておりません。
なにかお返事できることがまとまりましたら、次の機会に書かせていただければと思います。
これは メッセージ 6657 (tmiya1960 さん)への返信です.
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