lovepeacemama さん/tmiya1960さん
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2003/09/29 13:28 投稿番号: [6603 / 20008]
>>第2次インティファーダの戦略には、最初っから
>>「民間人の犠牲を増やすことで、国際社会の介入を目指す」
>>という計算があったのだと、私は理解しています。
lovepeacemama さんwrote
>確かに、幹部たちにはそのような戦略があるのかも知れません。
>でも個人レベルではそれぞれ大切な人を守ろうと努力している・・・と思います。
tmiya1960さんwrote
>計算があったというのは完全否定しませんが
>どうも表現が気に食わないね。
もしも「パレスチナ人は自らの子供や女を生け贄に差し出す悪魔だ」と
私が考えているような印象を与えてしまったのなら、
それは誤解です。私の書き方の問題ですね。謝罪します。
武装組織幹部、また自治政府の幹部らは、民間人を巻き込ませることで、
1民衆の怒りを煽り、戦線に加わらせる
2国際社会の介入を求める
と考えていたと思いますが、
さすがにそういった意識が民衆レベルにまで来ているとは、私も思いません。
彼らの思惑「1民衆の怒りを煽り、戦線に加わらせる」
というのは「成功」しました。
これは多くの自爆テロ犯らの追跡調査でも明らかです。
「身近な人がイスラエル軍に殺されたことがきっかけで、自爆を決意」
という話ばかりですよね。
ただし、「2国際社会の介入を求める」というのは失敗しました。
この理由はいくつかあるでしょう。
・ブッシュ政権内のネオコンの影響力を読み誤ったこと、
・キャンプデービッドでクリントンが失敗したため、
米政府に「様子見」感が広まったこと、
・9.11後の世界では、自爆テロへの強い拒否感が生まれ、
「テロとの戦争」というイスラエルのスローガンがお墨付きになることを見誤ったこと、
いずれも計算違い。
イスラエル側に恐怖の均衡を与えることに成功はしましたが、
それによって、逆にシャロン内閣が選挙で勝利し、労働党が記録的惨敗を見せ、
自治政府が国際外交の場から孤立するなど、政治的、外交的には大失敗したとも言えます。
また「殉教者攻撃」という極端な手段は、
イスラム教の聖戦思想を共有できるムスリム社会にしか連帯と同情を見出せません。
従来のパレスチナ民族解放という題目を、ある程度理解し、支持してきたヨーロッパなどから
見離された理由の一つだと思います。
lovepeacemama さんwrote
>でも双方の歴史や現在の置かれた状況などを知るのは大切かと・・・
tmiya1960さんwrote
>自爆は行き過ぎだけど。占領に対して抗議の意思を示すことは当然の行為だからね。
>こういった表現を使うとまるで抗議の意思を示すことが悪いという印象を受ける。
おそらく私と御両名の間の見解の差異は、
今のパレスチナ人の苦しみの元凶をどこに求めるのか、ということだと思います。
譬え話で言います。
今、パレスチナ人が抱える困難を「10キロの漬け物石を背負っている」としましょう。
lovepeacemama さんとtmiya1960さんは
10キロすべてが、1967年以来、イスラエルによる占領と入植のせいだと
お考えなのでは?
私の考えでは、10キロのうちの7キロくらいは、
1967年以来にイスラエルが負わせた漬け物石です。
しかし、残りの3キロは、2000年9月以降に、自らが選択した武装蜂起戦略のために
新たに背負い込んだもの。
たとえばですが、
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/3141788.stm
を見てください。このグラフの2000年9月以降のパレスチナのGDPの下降ぶりが、
私の言うところの「新たな3キロ」です。
2000年9月以前も入植地はあったし、占領はありました。
それでも9月以降にこんな直線で下降したのは、新たな要因があったからに他ならないわけで、
それが武装蜂起戦略です。
問題は、この武装蜂起戦略が続けば続くほど、重しが増えて行くこと。
このままでは3キロが5キロに、合計の重さも10キロが12キロになります。
私は2000年9月以前からの7キロについて、イスラエルを批判しますし、
解決されるべき理不尽な問題だと思います。
でも、その7キロを、彼らの背中から取り除いてあげるためには、
まずはこれ以上、新たな漬け物石を拾わないようにしてもらうことが第一です。
また私は「新たな3キロ」について、イスラエル側に責任を問おうとは思いません。
個別のケースで避難されるべきものがあろうとも、イスラエルの自衛権は当然ですし、
パレスチナ側の武装蜂起も、イスラエル軍の対応を承知してやっているからです。
これについては理
>>「民間人の犠牲を増やすことで、国際社会の介入を目指す」
>>という計算があったのだと、私は理解しています。
lovepeacemama さんwrote
>確かに、幹部たちにはそのような戦略があるのかも知れません。
>でも個人レベルではそれぞれ大切な人を守ろうと努力している・・・と思います。
tmiya1960さんwrote
>計算があったというのは完全否定しませんが
>どうも表現が気に食わないね。
もしも「パレスチナ人は自らの子供や女を生け贄に差し出す悪魔だ」と
私が考えているような印象を与えてしまったのなら、
それは誤解です。私の書き方の問題ですね。謝罪します。
武装組織幹部、また自治政府の幹部らは、民間人を巻き込ませることで、
1民衆の怒りを煽り、戦線に加わらせる
2国際社会の介入を求める
と考えていたと思いますが、
さすがにそういった意識が民衆レベルにまで来ているとは、私も思いません。
彼らの思惑「1民衆の怒りを煽り、戦線に加わらせる」
というのは「成功」しました。
これは多くの自爆テロ犯らの追跡調査でも明らかです。
「身近な人がイスラエル軍に殺されたことがきっかけで、自爆を決意」
という話ばかりですよね。
ただし、「2国際社会の介入を求める」というのは失敗しました。
この理由はいくつかあるでしょう。
・ブッシュ政権内のネオコンの影響力を読み誤ったこと、
・キャンプデービッドでクリントンが失敗したため、
米政府に「様子見」感が広まったこと、
・9.11後の世界では、自爆テロへの強い拒否感が生まれ、
「テロとの戦争」というイスラエルのスローガンがお墨付きになることを見誤ったこと、
いずれも計算違い。
イスラエル側に恐怖の均衡を与えることに成功はしましたが、
それによって、逆にシャロン内閣が選挙で勝利し、労働党が記録的惨敗を見せ、
自治政府が国際外交の場から孤立するなど、政治的、外交的には大失敗したとも言えます。
また「殉教者攻撃」という極端な手段は、
イスラム教の聖戦思想を共有できるムスリム社会にしか連帯と同情を見出せません。
従来のパレスチナ民族解放という題目を、ある程度理解し、支持してきたヨーロッパなどから
見離された理由の一つだと思います。
lovepeacemama さんwrote
>でも双方の歴史や現在の置かれた状況などを知るのは大切かと・・・
tmiya1960さんwrote
>自爆は行き過ぎだけど。占領に対して抗議の意思を示すことは当然の行為だからね。
>こういった表現を使うとまるで抗議の意思を示すことが悪いという印象を受ける。
おそらく私と御両名の間の見解の差異は、
今のパレスチナ人の苦しみの元凶をどこに求めるのか、ということだと思います。
譬え話で言います。
今、パレスチナ人が抱える困難を「10キロの漬け物石を背負っている」としましょう。
lovepeacemama さんとtmiya1960さんは
10キロすべてが、1967年以来、イスラエルによる占領と入植のせいだと
お考えなのでは?
私の考えでは、10キロのうちの7キロくらいは、
1967年以来にイスラエルが負わせた漬け物石です。
しかし、残りの3キロは、2000年9月以降に、自らが選択した武装蜂起戦略のために
新たに背負い込んだもの。
たとえばですが、
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/3141788.stm
を見てください。このグラフの2000年9月以降のパレスチナのGDPの下降ぶりが、
私の言うところの「新たな3キロ」です。
2000年9月以前も入植地はあったし、占領はありました。
それでも9月以降にこんな直線で下降したのは、新たな要因があったからに他ならないわけで、
それが武装蜂起戦略です。
問題は、この武装蜂起戦略が続けば続くほど、重しが増えて行くこと。
このままでは3キロが5キロに、合計の重さも10キロが12キロになります。
私は2000年9月以前からの7キロについて、イスラエルを批判しますし、
解決されるべき理不尽な問題だと思います。
でも、その7キロを、彼らの背中から取り除いてあげるためには、
まずはこれ以上、新たな漬け物石を拾わないようにしてもらうことが第一です。
また私は「新たな3キロ」について、イスラエル側に責任を問おうとは思いません。
個別のケースで避難されるべきものがあろうとも、イスラエルの自衛権は当然ですし、
パレスチナ側の武装蜂起も、イスラエル軍の対応を承知してやっているからです。
これについては理
これは メッセージ 6597 (lovepeacemama さん)への返信です.
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