フランスに〝介入責任〟を求める
投稿者: r911911911 投稿日時: 2003/06/10 01:50 投稿番号: [5505 / 20008]
An open letter to my Israeli friends
http://www.haaretz.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=301379&contrassID=2&subContrassID=4&sbSubContrassID=0&listSrc=Y
フランス外相ドビルパンによる「イスラエルの友への公開手紙」。長い前口上のあと「フランスはイスラエルにとって安全保障が最重要だと理解し、狂信者、暴力、テロに対して、イスラエルの側に立つ」としている。
We understand that Israel's major preoccupation is the security of its citizens and we will always be on Israel's side against fanaticism, violence and terrorism.
ところがすぐに、「現状維持はもはや不可能」、との短い文章がくる。
The status quo is no longer possible.
「不正、抑圧、疎外を嫌と言うほど味わってきたイスラエルほど、パレスチナ人の感情を理解できる国がほかにあるだろうか?」
Is there any nation better able than yours, which has known so much injustice, oppression and exclusion, to understand the feelings of the Palestinian people?
こうして、ドビルパンは一気にパレスチナへ寄り添う。
「自らの権利のために闘うものは決して諦めないということを、我々は知っているはずだ。だからこそ国際平和を追求するにあたっては勇敢であろうではないか」
The choice of peace is always difficult. We all know this, you better than anyone else. But we also know that peoples who fight for their rights do not give up. Therefore let us be bold in the quest for global peace.
フランスは「2000年9月28日を基準日とする」はずのロードマップの中で使われていた、同じ「現状」という言葉を使ってそれを否定することによって、ウエストバンクから撤退せよ、と訴えているのだろう。
イスラエル人の過半数がそれもやむなし、との世論調査が出ているから、そこまでは良い。だが、フランスにとって本当のところは、中東の「平和」などどうでもいいのではないか、という疑念は否めない。
なぜなら、「イスラエルにとって最重要」であるはずの「安全保障」に言及しつつ、なんの担保も「コミットメント」も、もちろんいかなる「言質」さえ与えようとはしていないからだ。
これはまさに、世論受けしやすいフランス流の「反ユダヤ主義」的な嫌がらせとしか、僕には思えなかった。宛先は「イスラエルの友へ」となっていながら、イスラム教徒/アラブ/パレスチナ人たちに、うまいことオレの言い回しを利用しろや、と言っているようにも聞こえる。
パレスチナ人たちの立場になって気持ちをわかってやろう――この正論は、お手軽で一番使い勝手のいい「便利な道具」だ。だからこそ、コミットしない国、義務の要求のみをして自らは紛争介入責任として何らかの「保証」を「与えようとしない国家」が、そのような手軽な正論を使うとき、充分な警戒心が必要なはずだ。
ドビルパンの手紙がオリジナルは英語なのかフランス語なのかは不明だが、「最重要の安全保障」という表現で、彼は字引通りには「夢中になって没頭している」という単語を使用している。皮肉を込めたつもりなのであれば、その不届き千万な態度に見合った「言論による介入責任」を果たしてもらいたいものだ(一般世論を形成する個人ではなく、G8であり「常任理事国」なのだから)。
この手紙に書かれているとおり、ユダヤ人ほど「不正義」を知っている民族はない。そして、ドビルパン自身が、その不正義の象徴的な言論を騙っていることも、気付く者は気付いているはずだ。
フランスはイスラエルに「安全保障」を与えるうえで、米国と同様の「コミットメント」を示し、有言実行する義務がある。
http://www.haaretz.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=301379&contrassID=2&subContrassID=4&sbSubContrassID=0&listSrc=Y
フランス外相ドビルパンによる「イスラエルの友への公開手紙」。長い前口上のあと「フランスはイスラエルにとって安全保障が最重要だと理解し、狂信者、暴力、テロに対して、イスラエルの側に立つ」としている。
We understand that Israel's major preoccupation is the security of its citizens and we will always be on Israel's side against fanaticism, violence and terrorism.
ところがすぐに、「現状維持はもはや不可能」、との短い文章がくる。
The status quo is no longer possible.
「不正、抑圧、疎外を嫌と言うほど味わってきたイスラエルほど、パレスチナ人の感情を理解できる国がほかにあるだろうか?」
Is there any nation better able than yours, which has known so much injustice, oppression and exclusion, to understand the feelings of the Palestinian people?
こうして、ドビルパンは一気にパレスチナへ寄り添う。
「自らの権利のために闘うものは決して諦めないということを、我々は知っているはずだ。だからこそ国際平和を追求するにあたっては勇敢であろうではないか」
The choice of peace is always difficult. We all know this, you better than anyone else. But we also know that peoples who fight for their rights do not give up. Therefore let us be bold in the quest for global peace.
フランスは「2000年9月28日を基準日とする」はずのロードマップの中で使われていた、同じ「現状」という言葉を使ってそれを否定することによって、ウエストバンクから撤退せよ、と訴えているのだろう。
イスラエル人の過半数がそれもやむなし、との世論調査が出ているから、そこまでは良い。だが、フランスにとって本当のところは、中東の「平和」などどうでもいいのではないか、という疑念は否めない。
なぜなら、「イスラエルにとって最重要」であるはずの「安全保障」に言及しつつ、なんの担保も「コミットメント」も、もちろんいかなる「言質」さえ与えようとはしていないからだ。
これはまさに、世論受けしやすいフランス流の「反ユダヤ主義」的な嫌がらせとしか、僕には思えなかった。宛先は「イスラエルの友へ」となっていながら、イスラム教徒/アラブ/パレスチナ人たちに、うまいことオレの言い回しを利用しろや、と言っているようにも聞こえる。
パレスチナ人たちの立場になって気持ちをわかってやろう――この正論は、お手軽で一番使い勝手のいい「便利な道具」だ。だからこそ、コミットしない国、義務の要求のみをして自らは紛争介入責任として何らかの「保証」を「与えようとしない国家」が、そのような手軽な正論を使うとき、充分な警戒心が必要なはずだ。
ドビルパンの手紙がオリジナルは英語なのかフランス語なのかは不明だが、「最重要の安全保障」という表現で、彼は字引通りには「夢中になって没頭している」という単語を使用している。皮肉を込めたつもりなのであれば、その不届き千万な態度に見合った「言論による介入責任」を果たしてもらいたいものだ(一般世論を形成する個人ではなく、G8であり「常任理事国」なのだから)。
この手紙に書かれているとおり、ユダヤ人ほど「不正義」を知っている民族はない。そして、ドビルパン自身が、その不正義の象徴的な言論を騙っていることも、気付く者は気付いているはずだ。
フランスはイスラエルに「安全保障」を与えるうえで、米国と同様の「コミットメント」を示し、有言実行する義務がある。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a5a4a59a5ia5a8a5ka1bfa5qa5la59a5aa5jobjbf_1/5505.html