イスラエル/パレスチナ和平

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「テロ」と「治安活動」の違い

投稿者: sascom007 投稿日時: 2003/06/09 17:21 投稿番号: [5494 / 20008]
2)パレスチナによるものを「テロ」と呼びイスラエルの「報復」をテロと言わないのはなぜですか。どちらが先に手を出したかは別としてたしかに一部のパレスチナ人はイスラエルの一般市民を対象に殺傷しています。これを「テロ」と非難するのはいいでしょう。ただこれの「報復」としてイスラエルの軍隊がその何倍もの関係ないパレスチナ人を殺し住宅や施設を破壊し封鎖と称して封じ込めるのも「テロ」ではないですか。これが「戦争」というのならパレスチナの行為も「テロ」と呼ぶべきではないと思いますが。国同士の殺し合いなら非難されるとしたら両者対等にと素朴に思う
のですが。

テロリズムの定義については、様々な説があり、必ずしも確立したものがあるとはいえません。しかし一般的には、「テロリストは世間の注目を彼らの存在や目的に引き付け、恐怖を呼び起こさせるために、テロ行為を実行する。それらのテロ行為による被害者、もしくは標的となる不特定の大衆は、必ずしもテロの目的とは一致しない場合が多い。」ということは言えるのではないでしょうか。
これに照らし合わせてみるなら、パレスチナ人組織の「武装闘争」にはテロリズムとしての側面が強いことは明白ですが、一方イスラエル政府の「報復」(あなたのいうところの)は、往々にして行き過ぎの部分はあるにしても、あくまで「治安活動」として行われているのであり、テロとは言えません。実際、パレスチナ武装闘争の歴史と、被害状況を細かく調べてみれば、パレスチナ人の組織同士、あるいは他のアラブ人テロ組織との間の内ゲバは熾烈で、パレスチナ人犠牲者数の三分の二以上は、同胞によって殺されていることが分かります。
これに対して、イスラエル治安部隊の標的はテロリストに限られており、あなたの主張するように“その何倍もの関係ないパレスチナ人を殺し”というようなことはありません。確かに「人間の楯」作戦を常とするパレスチナ過激派に対していれば、子供や女性を含む一般住民に被害が及ぶケースも出てきますが、これはそれを意図してのことではなくテロとは本質的に違います。
もともと国を持つイスラエルと、国を持たないパレスチナは、あらゆる意味において対等ではないので、対等な戦争などやりようがなく、パレスチナ側はテロという手段を取るわけですが、もしこの両者が対等と仮定して真正面から正規戦をやったなら、パレスチナはたちどころに全滅してしまうという現実にも目をお向けください。
独立以来、半世紀以上にわたり、イスラエルが徹底的にパレスチナ人を弾圧し、イスラエルの治安部隊がパレスチナ人を殺し捲くっていたなら、パレスチナ人口は急速に減少していたと思いますが、実際はパレスチナ人口は、イスラエルの国内外とも、かなりのハイペースで増え続けています。そういう単純な現実にも目を向けられ、この問題の本質を見誤らないようにして頂きたいものと思います。
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