re:当時の国連はどうすべき?
投稿者: ptr0762 投稿日時: 2003/01/06 23:37 投稿番号: [4684 / 20008]
happysky2009様へ
質問をいただいて、冷や汗をかいております。
乱筆乱文・意味不明。お許し下さい。
バレスチナの歴史は、ユダヤ人がローマ敗れて独立を失った一世紀のことはさておき、大国の興亡に絶えず影響を受けつづけてきました。
地政学的に、エジプト(西)、メソポタミア(東)、トルコ・シリア(北)、西欧(地中海)、アラブ(南)などの大国から、絶えず干渉をうけて、世界でもっとも独立を維持しにくい地域といえるでしょう。ここが3大宗教共通の重要地というのは、たぶん途方もない不運なのでしょう。
イスラエル独立は、イギリスの信託統治領からの独立であり、その前は第一次大戦の敗北によるトルコからの支配権移動です。
当時、パレスチナに住んでいた人は、アラブ人・ユダヤ人にかかわらず、等しく独立経験のない、植民地人です。
経済力も、外交・自治能力もないとみられ、世界の列強とは絶望的に隔絶した力の差がありました。
また、国連創設当時、アフリカ・アジアの地域の独立国は数えるほどしかなく、有色人種で唯一列強勢力であり、それなりに国際政治力のあった日本は敗戦敵国として占領下にありました。
中国は国共内戦中で、インドすら独立まもなくで対外政治力はほとんどありません。
この状況下で、独立する権利を認められたのはユダヤ人であって、アラブ人ではありません。
アラブは日独伊と戦って、勝利して独立を勝ち取ったわけではないのですから尊重される必然性はないのです。
つまりヨーロッパが戦争によって疲弊したので、維持にコストがかからない致命的に重要な地域(ジブラルタルとか絶海の孤島とか)を除き、古くからの住民を完全制御したり、排斥できない大陸と地続きの土地を手放す必要が出ました。
(ちなみにアメリカが沖縄に執着するのは、孤島だからでしょう)
それでタナボタ的にアフリカ・アジア諸国が独立していく現象になり、アラブ諸国もパレスチナも、その一例だっただけです。
また、ホロコースト問題の後始末は緊急に必要でした。ドイツ・東欧圏ではもはやユダヤ人自身にとって、居住することに拒否反応があります。
また、ホロコーストした側もあまりにとんでもないことをしたので、過去のユダヤ問題対策では対処できないのは目に見えていました。
そしてヨーロッパのユダヤ人(先進国人)による統治を前提として、ヨーロッパ各国・アメリカの支持(当時の全世界の賛成)によって、第三世界の植民地の一部であるパレスチナが割り当てられて、イスラエル建国が認められたのでしょう。
ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国は、イスラエル建国によって、ずいぶんホッとしたことでしょう。
これでもっとも先鋭な国内問題の最終解決がみられたのですから。
参考書の知識をもとに、私の想像した当時の状況下は、このようなものではないかと思います。
多分、バレスチナ人・アラブ人は、無視されていたし、それまでの歴史を考えれば、ある意味しかたがありません。
なにしろ、21世紀の初頭の現在でさえ、近代化して、先進国(傲慢な自称です)と互角の立場に立つだけの力量・見識がないのです。このへんは彼らと商取引すると、わかります。
先進諸国は、日本もふくめて、中世末期に宗教世界と世俗世界を分離する「世俗化社会」を成立させ、宗教の政治への関与を排除することに成功しました。
政教分離です。(織田信長の功績は大変なものです)
ところが、パレスチナ人を含め、アラブ諸国では、それはいまだに実現していません。
これは自力でなしとげなければならないもので、他者からの強制でどうこうは、ならない問題です。
イスラム教は法律の体系そのものです。ちゃんと法治主義です。
でも法の体系が現代の主流となっている世俗主義をみとめていません。我々とは別の体制なのです。
パレスチナ人を世俗主義を第一優先にするべきだ。それをしないのは彼等を甘やかすものだ。
という主張は、現在のアラブ諸国にとっては、うけいれがたい主張と受けとめられると思えます。
ではどうすればいいのか?
残念ですが、とうてい私ごときには難しすぎて、まともな意見は出せそうにありません。
しかしながら、現在にいたった情況も、ある意味でその時代その時代ごとの必然的な情況の積み上げの結果です。
一概に現状を否定して、どの勢力に対しても一方的な譲歩を、強制することはできないと思います。
現実的で建設的なご意見を、どなたからでもいいから、ご教授願いたいと思います。
たぶん事実認識の誤りもあると思いますので、それも合わせてご指摘\xA4
質問をいただいて、冷や汗をかいております。
乱筆乱文・意味不明。お許し下さい。
バレスチナの歴史は、ユダヤ人がローマ敗れて独立を失った一世紀のことはさておき、大国の興亡に絶えず影響を受けつづけてきました。
地政学的に、エジプト(西)、メソポタミア(東)、トルコ・シリア(北)、西欧(地中海)、アラブ(南)などの大国から、絶えず干渉をうけて、世界でもっとも独立を維持しにくい地域といえるでしょう。ここが3大宗教共通の重要地というのは、たぶん途方もない不運なのでしょう。
イスラエル独立は、イギリスの信託統治領からの独立であり、その前は第一次大戦の敗北によるトルコからの支配権移動です。
当時、パレスチナに住んでいた人は、アラブ人・ユダヤ人にかかわらず、等しく独立経験のない、植民地人です。
経済力も、外交・自治能力もないとみられ、世界の列強とは絶望的に隔絶した力の差がありました。
また、国連創設当時、アフリカ・アジアの地域の独立国は数えるほどしかなく、有色人種で唯一列強勢力であり、それなりに国際政治力のあった日本は敗戦敵国として占領下にありました。
中国は国共内戦中で、インドすら独立まもなくで対外政治力はほとんどありません。
この状況下で、独立する権利を認められたのはユダヤ人であって、アラブ人ではありません。
アラブは日独伊と戦って、勝利して独立を勝ち取ったわけではないのですから尊重される必然性はないのです。
つまりヨーロッパが戦争によって疲弊したので、維持にコストがかからない致命的に重要な地域(ジブラルタルとか絶海の孤島とか)を除き、古くからの住民を完全制御したり、排斥できない大陸と地続きの土地を手放す必要が出ました。
(ちなみにアメリカが沖縄に執着するのは、孤島だからでしょう)
それでタナボタ的にアフリカ・アジア諸国が独立していく現象になり、アラブ諸国もパレスチナも、その一例だっただけです。
また、ホロコースト問題の後始末は緊急に必要でした。ドイツ・東欧圏ではもはやユダヤ人自身にとって、居住することに拒否反応があります。
また、ホロコーストした側もあまりにとんでもないことをしたので、過去のユダヤ問題対策では対処できないのは目に見えていました。
そしてヨーロッパのユダヤ人(先進国人)による統治を前提として、ヨーロッパ各国・アメリカの支持(当時の全世界の賛成)によって、第三世界の植民地の一部であるパレスチナが割り当てられて、イスラエル建国が認められたのでしょう。
ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国は、イスラエル建国によって、ずいぶんホッとしたことでしょう。
これでもっとも先鋭な国内問題の最終解決がみられたのですから。
参考書の知識をもとに、私の想像した当時の状況下は、このようなものではないかと思います。
多分、バレスチナ人・アラブ人は、無視されていたし、それまでの歴史を考えれば、ある意味しかたがありません。
なにしろ、21世紀の初頭の現在でさえ、近代化して、先進国(傲慢な自称です)と互角の立場に立つだけの力量・見識がないのです。このへんは彼らと商取引すると、わかります。
先進諸国は、日本もふくめて、中世末期に宗教世界と世俗世界を分離する「世俗化社会」を成立させ、宗教の政治への関与を排除することに成功しました。
政教分離です。(織田信長の功績は大変なものです)
ところが、パレスチナ人を含め、アラブ諸国では、それはいまだに実現していません。
これは自力でなしとげなければならないもので、他者からの強制でどうこうは、ならない問題です。
イスラム教は法律の体系そのものです。ちゃんと法治主義です。
でも法の体系が現代の主流となっている世俗主義をみとめていません。我々とは別の体制なのです。
パレスチナ人を世俗主義を第一優先にするべきだ。それをしないのは彼等を甘やかすものだ。
という主張は、現在のアラブ諸国にとっては、うけいれがたい主張と受けとめられると思えます。
ではどうすればいいのか?
残念ですが、とうてい私ごときには難しすぎて、まともな意見は出せそうにありません。
しかしながら、現在にいたった情況も、ある意味でその時代その時代ごとの必然的な情況の積み上げの結果です。
一概に現状を否定して、どの勢力に対しても一方的な譲歩を、強制することはできないと思います。
現実的で建設的なご意見を、どなたからでもいいから、ご教授願いたいと思います。
たぶん事実認識の誤りもあると思いますので、それも合わせてご指摘\xA4
これは メッセージ 4680 (happyskay2009 さん)への返信です.
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