答になっているかどうか、分かりませんが
投稿者: sascom007 投稿日時: 2002/02/16 09:57 投稿番号: [2629 / 20008]
この掲示板には、あなたのことを疑っている人もいるようですが、私は取り敢えず信用して御返事します。
①の「パレスチナ人の貧困は、そんなに深刻なのですか?」との御質問には、ユダヤ人と比較すれば、やはり較差があると言わざるを得ないでしょうね。それも占領地では、より較差が大きいと言えるでしょう。
ただ、周辺アラブ諸国、ヨルダン、シリア、レバノン、エジプトなどの人々の生活と比較すれば、特に悪いとも言えないでしょう。むしろ場合によっては、マシとも言えます。
ただ、経済的にマシでも、精神的にどうかという問題もありますからね。
周辺諸国の難民キャンプのパレスチナ人の生活に限って言えば、やはり当然ながら酷いですね。
②「タリバン」政権下では、女性は初等教育以上の教育は禁じられていましたし、家事労働以外の労働も禁じられていました。
「タリバン」の「イスラム原理主義」はダルルウローム・ハッカニアの「マドラサ」がルーツですから、アブドル・サラム・ファルグ系の極端な「イスラム原理主義」で、正当な「イスラム原理主義」からも、かなり外れたものでした。
ですから、比較の対象にならないでしょう。
③パレスチナ人とユダヤ人が、平等な権利を持って、一つの国に暮らすというのは、現時点では不可能に近いでしょうね。
ですから、1994年9月13日に合意に達した「パレスチナ暫定自治協定」に従い、「国連安保理決議 242号」(1967年11月22日)を遵守する形で、パレスチナ人の国を樹立するというのが、いいんじゃあないでしょうか。
私の実感としましては、イスラエル国内にいるパレスチナ人はもちろん、占領地(ウエストバンク、ガザ地区)にいるパレスチナ人の大部分は、イスラエルとパレスチナが二つの国家として共存することを認めていますが、ただ周辺諸国の難民キャンプにいるパレスチナ人の中に、未だに「イスラエル国家は抹殺すべし」との強硬な考えを持った人が、かなりいるようですね。
パレスチナ人テロリストの過激なテロリズムは、心情的には多くのパレスチナ人の共感を呼ぶところがあるようですが、テロリズムでは問題は解決しないし、「ユダヤ人を地中海に追い落とす」などという主張は現実的ではない、とほとんどのパレスチナ人は考えていますからね。
同様にユダヤ人側にも、一部「超正統派」と呼ばれる「ユダヤ教原理主義者」がいて、「旧約聖書」を持ち出して、いわゆる「約束の土地」論を説いていますが、それに同調するユダヤ人も極めて少数派です。
一般的にユダヤ人も長年に渡り迫害されてきた民族ですから、パレスチナ人の立場も日本人が考える以上に、よく理解しています。
ただ、「労働党」支持者と「リクード党」支持者の、主張の違いのは、「リクード党」支持者に、多数の北アフリカを含むアラブ諸国からの帰還者が多いということに起因しているのでしょうね。
これらアラブ諸国からの帰還者は、「第一次中東戦争」で発生したパレスチナ難民約60〜70万人より、さらに多い約75万人と言われています。彼らはアラブ諸国から実質的には追放されてイスラエル、欧米諸国などに流入したわけですが、その際に土地、財産などをほとんど没収されています。そこで、彼らは「パレスチナ難民の原状回復」と同様に、「自分達の原状回復」も考えてもらいたいと要求しているのです。しかし、アラブ諸国がそれを無視しているので、それならウエストバンクやゴラン高原の入植地を認めろ、と主張しているわけです。要するに、「既得権益を認めろ」という主張ですね。
それでも、パレスチナ人がウエストバンクとガザ地区を領土とする国家を樹立することには、基本的には反対していませんね。
ただユダヤ人指導者の中でも、最強硬派のシャロン首相などは、その条件として「治安維持」ということを重視しており、パレスチナ暫定自治政府首班のアラファト議長に、治安を維持する能力がないのであれば、「パレスチ暫定自治協定」の完全実施は不可能だと言っています。
確かに、「パレスチナ極左過激派」や「イスラム原理主義過激派」のテロリズムを、アラファト議長が、効果的に取り締まっているとは言えず、その面ではシャロン首相の言うことにも一理あるのですが、私はやはり、バラク首相、あるいは故ラヴィン首相の考え方に立ち返って、イスラエル政府も妥協すべきところは妥協し、一日も早くパレスチナ人、ユダヤ人の悲願である和平を達成して頂きたいと、心から願っています。
①の「パレスチナ人の貧困は、そんなに深刻なのですか?」との御質問には、ユダヤ人と比較すれば、やはり較差があると言わざるを得ないでしょうね。それも占領地では、より較差が大きいと言えるでしょう。
ただ、周辺アラブ諸国、ヨルダン、シリア、レバノン、エジプトなどの人々の生活と比較すれば、特に悪いとも言えないでしょう。むしろ場合によっては、マシとも言えます。
ただ、経済的にマシでも、精神的にどうかという問題もありますからね。
周辺諸国の難民キャンプのパレスチナ人の生活に限って言えば、やはり当然ながら酷いですね。
②「タリバン」政権下では、女性は初等教育以上の教育は禁じられていましたし、家事労働以外の労働も禁じられていました。
「タリバン」の「イスラム原理主義」はダルルウローム・ハッカニアの「マドラサ」がルーツですから、アブドル・サラム・ファルグ系の極端な「イスラム原理主義」で、正当な「イスラム原理主義」からも、かなり外れたものでした。
ですから、比較の対象にならないでしょう。
③パレスチナ人とユダヤ人が、平等な権利を持って、一つの国に暮らすというのは、現時点では不可能に近いでしょうね。
ですから、1994年9月13日に合意に達した「パレスチナ暫定自治協定」に従い、「国連安保理決議 242号」(1967年11月22日)を遵守する形で、パレスチナ人の国を樹立するというのが、いいんじゃあないでしょうか。
私の実感としましては、イスラエル国内にいるパレスチナ人はもちろん、占領地(ウエストバンク、ガザ地区)にいるパレスチナ人の大部分は、イスラエルとパレスチナが二つの国家として共存することを認めていますが、ただ周辺諸国の難民キャンプにいるパレスチナ人の中に、未だに「イスラエル国家は抹殺すべし」との強硬な考えを持った人が、かなりいるようですね。
パレスチナ人テロリストの過激なテロリズムは、心情的には多くのパレスチナ人の共感を呼ぶところがあるようですが、テロリズムでは問題は解決しないし、「ユダヤ人を地中海に追い落とす」などという主張は現実的ではない、とほとんどのパレスチナ人は考えていますからね。
同様にユダヤ人側にも、一部「超正統派」と呼ばれる「ユダヤ教原理主義者」がいて、「旧約聖書」を持ち出して、いわゆる「約束の土地」論を説いていますが、それに同調するユダヤ人も極めて少数派です。
一般的にユダヤ人も長年に渡り迫害されてきた民族ですから、パレスチナ人の立場も日本人が考える以上に、よく理解しています。
ただ、「労働党」支持者と「リクード党」支持者の、主張の違いのは、「リクード党」支持者に、多数の北アフリカを含むアラブ諸国からの帰還者が多いということに起因しているのでしょうね。
これらアラブ諸国からの帰還者は、「第一次中東戦争」で発生したパレスチナ難民約60〜70万人より、さらに多い約75万人と言われています。彼らはアラブ諸国から実質的には追放されてイスラエル、欧米諸国などに流入したわけですが、その際に土地、財産などをほとんど没収されています。そこで、彼らは「パレスチナ難民の原状回復」と同様に、「自分達の原状回復」も考えてもらいたいと要求しているのです。しかし、アラブ諸国がそれを無視しているので、それならウエストバンクやゴラン高原の入植地を認めろ、と主張しているわけです。要するに、「既得権益を認めろ」という主張ですね。
それでも、パレスチナ人がウエストバンクとガザ地区を領土とする国家を樹立することには、基本的には反対していませんね。
ただユダヤ人指導者の中でも、最強硬派のシャロン首相などは、その条件として「治安維持」ということを重視しており、パレスチナ暫定自治政府首班のアラファト議長に、治安を維持する能力がないのであれば、「パレスチ暫定自治協定」の完全実施は不可能だと言っています。
確かに、「パレスチナ極左過激派」や「イスラム原理主義過激派」のテロリズムを、アラファト議長が、効果的に取り締まっているとは言えず、その面ではシャロン首相の言うことにも一理あるのですが、私はやはり、バラク首相、あるいは故ラヴィン首相の考え方に立ち返って、イスラエル政府も妥協すべきところは妥協し、一日も早くパレスチナ人、ユダヤ人の悲願である和平を達成して頂きたいと、心から願っています。
これは メッセージ 2627 (kazetokomorebi さん)への返信です.
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