ラファハ検問所開放で自由を味わうガザ地区
投稿者: syoumenkyousi 投稿日時: 2011/06/02 15:17 投稿番号: [19545 / 20008]
▼ラファハ検問所開放で自由を味わうガザ地区の住民
2011年05月29日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html
2011-05-29 ラファハ検問所開放で自由を味わうガザ地区住民
■ラファハ検問所開放で自由を味わうガザ地区住民
激しい喜びと大きな安堵感と共に、パレスチナ人はラファハ検問所の「常時」開放を迎えた。常時開放は、ハマースがガザ地区を制圧した過去4年来初めてのことである。この開放により、数百人のガザ地区住民が世界への唯一の経路を経由して出国する事ができた。
エジプト当局が、昨日に検問所を新しい制度に則って解放したことは、ガザ住民の喜びを増大させた。新制度とは、ガザ住民がより自由に検問所を通過することを可能とし、イスラエルの反対にもかかわらず国際監視員を置かない制度である。
エジプト側の門が朝に解放されると同時に、数百人のガザ地区住民は検問所を通ってエジプトへと渡った。本紙は、複数の取材を通じ、以下のことに気付いた。それは、検問所解放というエジプトの決定は、エジプト革命の精神から着想を得た、パレスチナ人との関係に新たなページを開くことによる新時代の方向性の成果であり、ガザ住民の間に楽観と安堵の波を引き起こしているということである。パレスチナ人のアーヤ・アッサワーリヒーさんは、先週の木曜日に検問所に来たが出国できず、昨日再び検問所に来てカイロへと出発したと話した。アーヤさんは、「ガザ地区の住民は息苦しい思いをしている。精神も疲れきっている」とし、「ガザの状況は快適ではない。エジプトに出れば自由があるが、ガザは抑圧で満ちている」と語った。
夫と結婚しパレスチナ国籍を得たエジプト人のタハーニーさんは、検問所を通ってパレスチナ側へ渡るのに10分しかかからなかったと喜びの面持ちで述べ、今回の措置が継続しパレスチナ人を苦しみから解放してほしいとの希望を語った。70歳代のハリール・アブー・マーディーさんもエジプト政府の決断を「素晴らしい」と称賛し、検問所の無制限開放について「これ以外に解決策は無い」との考えを示した。
パレスチナ人は普段から熱狂的喜びの後に疑念が頭をよぎる事を恐れているため、ある出国者は新たな状況を称賛しつつも、「喜びが増す程、物事が以前の状態に戻る事が怖くなる。」と述べた。一方、出国者の1人であるワーイル・アブー・シャーウィシュさんはこの大胆な措置を「どれほど待ち望んでいた事か。」と述べた。
今回の新たな措置によれば、検問所は金曜日を除いて毎日午前9時から夕方5時まで開放される。18歳以下の子ども、40歳以上の男性、全年齢層の女性が、ビザや旅行の事前「調整書」と呼ばれる書類なしでエジプトへ入国できる。また以前は1日に300人以上の出国者が通行する事は事実上不可能であった事もあり、パレスチナ人は1日の出国者数が1000人に到達する事を願っている。
さらに今回の新たな措置によると、ラファハ検問所にはヨーロッパ諸国の監視団抜きで、ハマース政府附属の検問所機構と警察の職員によって管理される。これは「ライス議定書」(米国のコンドリーザ・ライス前国務長官の名に由来)に反するものだ。この議定書は2005年にパレスチナ自治政府とイスラエルが国連の後援の下で調印したもので、イスラエルのガザ地区からの一方的撤退から2ヶ月後に締結された。
以下略
2011年05月29日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html
2011-05-29 ラファハ検問所開放で自由を味わうガザ地区住民
■ラファハ検問所開放で自由を味わうガザ地区住民
激しい喜びと大きな安堵感と共に、パレスチナ人はラファハ検問所の「常時」開放を迎えた。常時開放は、ハマースがガザ地区を制圧した過去4年来初めてのことである。この開放により、数百人のガザ地区住民が世界への唯一の経路を経由して出国する事ができた。
エジプト当局が、昨日に検問所を新しい制度に則って解放したことは、ガザ住民の喜びを増大させた。新制度とは、ガザ住民がより自由に検問所を通過することを可能とし、イスラエルの反対にもかかわらず国際監視員を置かない制度である。
エジプト側の門が朝に解放されると同時に、数百人のガザ地区住民は検問所を通ってエジプトへと渡った。本紙は、複数の取材を通じ、以下のことに気付いた。それは、検問所解放というエジプトの決定は、エジプト革命の精神から着想を得た、パレスチナ人との関係に新たなページを開くことによる新時代の方向性の成果であり、ガザ住民の間に楽観と安堵の波を引き起こしているということである。パレスチナ人のアーヤ・アッサワーリヒーさんは、先週の木曜日に検問所に来たが出国できず、昨日再び検問所に来てカイロへと出発したと話した。アーヤさんは、「ガザ地区の住民は息苦しい思いをしている。精神も疲れきっている」とし、「ガザの状況は快適ではない。エジプトに出れば自由があるが、ガザは抑圧で満ちている」と語った。
夫と結婚しパレスチナ国籍を得たエジプト人のタハーニーさんは、検問所を通ってパレスチナ側へ渡るのに10分しかかからなかったと喜びの面持ちで述べ、今回の措置が継続しパレスチナ人を苦しみから解放してほしいとの希望を語った。70歳代のハリール・アブー・マーディーさんもエジプト政府の決断を「素晴らしい」と称賛し、検問所の無制限開放について「これ以外に解決策は無い」との考えを示した。
パレスチナ人は普段から熱狂的喜びの後に疑念が頭をよぎる事を恐れているため、ある出国者は新たな状況を称賛しつつも、「喜びが増す程、物事が以前の状態に戻る事が怖くなる。」と述べた。一方、出国者の1人であるワーイル・アブー・シャーウィシュさんはこの大胆な措置を「どれほど待ち望んでいた事か。」と述べた。
今回の新たな措置によれば、検問所は金曜日を除いて毎日午前9時から夕方5時まで開放される。18歳以下の子ども、40歳以上の男性、全年齢層の女性が、ビザや旅行の事前「調整書」と呼ばれる書類なしでエジプトへ入国できる。また以前は1日に300人以上の出国者が通行する事は事実上不可能であった事もあり、パレスチナ人は1日の出国者数が1000人に到達する事を願っている。
さらに今回の新たな措置によると、ラファハ検問所にはヨーロッパ諸国の監視団抜きで、ハマース政府附属の検問所機構と警察の職員によって管理される。これは「ライス議定書」(米国のコンドリーザ・ライス前国務長官の名に由来)に反するものだ。この議定書は2005年にパレスチナ自治政府とイスラエルが国連の後援の下で調印したもので、イスラエルのガザ地区からの一方的撤退から2ヶ月後に締結された。
以下略
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