イスラエル/パレスチナ和平

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イスラエルの入植者

投稿者: barbracasablanca 投稿日時: 2011/05/24 00:37 投稿番号: [19535 / 20008]
イスラエルの入植者は、特異な政治活動家の集団である。「ゲリラ」とか「戦士」もしくは「テロリスト」というと、若い独身や単身の男性というイメージだが、入植者は、家族ぐるみでゲリラやテロ、戦闘行為を行ってきた。国際的にパレスチナ人の土地と定められた場所に家族で住み込み、子孫を増やしていくことが「政治闘争」の重要な要素になっている。片手に小銃を持ち、もう一方の片手で子供の手を引いて、家族連れで歩いている、というのが入植者のイメージである。

  1967年の第三次中東戦争で、イスラエルはエジプトからガザを、ヨルダンから西岸(ヨルダン川西岸)を、シリアからゴラン高原をそれぞれ奪い、占領地とした。1948年にイスラエルが建国する直前、国連はガザと西岸にアラブ人(パレスチナ人)の国を作ることを決議していたから、イスラエルは西岸とガザをアラブ側に返還するか、パレスチナ人に国家建設を認める必要があった。

  だが、イスラエル国内では「これらの土地は、聖書やバルフォア宣言によって、イスラエルの領土になると約束された場所であり、返還する必要はない」という意見が出てきた。そしてその主張に基づき、1970年代半ばごろから、イスラエル人が立ち入りを禁じられていた軍政下の西岸やガザに入り込み、パレスチナ人が使っていない乾燥した丘の上などに簡素な家を建てて住み、そこを事実上イスラエルの一部にしてしまうという政治運動を拡大していったのが、入植者だった。

  1967年以降の西岸とガザは、イスラエルの行政機構の中で、イスラエル軍の管轄地域だったが、入植者たちは軍との関係を強化し、軍内で領土拡大論を鼓舞し、軍が入植活動を黙認する体制を作った。(日々パレスチナ人と戦争している入植者は、軍では重宝される存在だった)

  入植者は、周辺の町や村のパレスチナ人の土地を有刺鉄線で囲んだりして奪取し、翌日パレスチナ人と銃撃戦など衝突になると、それを抑えるためと称してイスラエル軍が入植地を警備するようになり、軍に守られるかたちで、入植地が拡大していった。パレスチナ人から見れば、入植者は「テロリスト」そのものだ。
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