イスラエル/パレスチナ和平

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カーター元大統領:『聖地での和平は可能』

投稿者: t_miya1960 投稿日時: 2009/05/14 03:02 投稿番号: [18675 / 20008]
http://www.youtube.com/watch?v=JpKpWW-iPh8


カーター元大統領は『聖地での和平は可能』と言っているが本当であろうか?


カーター元大統領はその根拠として、米国は今までイスラエルの影響があって不公平な立場で和平交渉をしてきた。しかしオバマ新大統領を迎え、今回は「公平」で「誠実」、「バランスある提案」「双方に受け入れられる提案」ができる立場であると言うことのようです。

私に言わせるならば、和平の実現にとって米国の公平性は大前提であり、そのまま恒久的和平に直結するものではないと考える。なぜなら、「公平」そして「バランスある提案」「誠実」「双方に受け入れられる提案」で400万の難民をどうにかできるのだろうか?と言う事です。

そして、パレスチナ人はイスラエル建国で失った物、壮絶な過去に目をつぶり、素直にイスラエルの建国を受け入れられる提案ができるのだろうか?パレスチナ側だけでなくイスラエル側の課題も大きく、大きな痛み無しで和平が可能なのかは大きな疑問です。2国家並存となればグリーンラインまでの植民地と東エルサレムの返却は最低限必要でしょう。そして難民の引き受けは?損害賠償等は?・・・・・・

400万のパレスチナ難民はとんでもない数です。公平に200万の難民をイスラエルパレスチナが受け入れる経済的な負担は測り知れません。だからと言って切り捨てることもできないでしょう。

米国の「公平」「誠実」そして「バランスある提案」は大前提です。常識的に考えてそれだけではどうにもならないのは明白です。パレスチナ和平で最も重要なことは、「双方に受け入れられる提案」でどれだけ「イスラエル建国の負の遺産」を埋め合わせできるのか?と言えるでしょう。それには、国際社会のどんな協力を取り付けるかが、キーポイントになると考えます。

しかし、世界同時不況で世界中の国々はそれどころではありません。しかも、今までのインフラ整備等の経済的支援は必ず破壊されて無駄な支援で終わっていることが多いのです。今回こそは大丈夫と言う「説得力ある何か」がなければ、国際的協力・支援は多く望めないでしょう。

客観的に考えて2国家並存の場合、公正な解決ラインは、少なくとも難民の半分はイスラエルが引き受け、半分はパレスチナになるのが良いと考えます。そして全ての入植地と東エルサレムはパレスチナに返却してグリーンラインを国境とすることは当然と考えます。1国家共存、2国家並存どちらにしても、その経済的負荷はイスラエル経済の崩壊につながりかねない為、イスラエルの拒否は想像に難くありません。パレスチナ和平に必要なのは「公平な痛み分け」ではなく「夢や希望に繋がる和平提案」なのです。それにはイスラエルパレスチナそして米国(国際社会代表として)が「大きな夢」を共有することが必要なのです。世界国家モデルとして国際社会がイスラエルパレスチナの政治に参加して経済的支援・貿易優遇が得られるならば、劇的な変化が可能と考えます。

これからが米国、イスラエル、パレスチナにとって正に正念場・・・・単なるイスラエルとパレスチナの問題とするならば、限りなく紛争や話し合いは続くでしょう・・・・

イスラエルが何百万人の難民を受け入れることが、経済的負荷ではなく、自国の繁栄と安全保障に結び付き、名誉回復そして国際的名誉ある地位を占めることに繋がる提案こそが必要なのだと考えます。・・・・・
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