ハマスにも問題あるでしょう。
投稿者: jwwnb840 投稿日時: 2009/01/13 19:47 投稿番号: [16979 / 20008]
ガザ情勢:ハマスのロケット弾攻撃
「戦術と抵抗」の象徴
6日、イスラエル南部を狙いガザ市郊外から発射されたロケット弾=AP
【エルサレム前田英司】イスラエルは、国連安保理決議を無視してパレスチナ自治区ガザ地区での軍事作戦を続ける理由に、ガザから自国に撃ち込まれる「ロケット弾」を挙げる。10日もロケット弾攻撃は続き、暴力の連鎖に終わりは見えない。イスラエルの激しい報復を招いてなお、イスラム原理主義組織ハマスがロケット弾を撃つのは、国際社会の関心を引き付ける「戦術」と、イスラエルへの抵抗の「象徴」という両面の意味合いがありそうだ。
「ロケット弾の飛距離は着実に伸びている。今、対処しなければ手遅れになる」。先月27日の空爆開始後、イスラエル外務省幹部はそう言って「攻撃やむなし」の立場を強調した。南部の主要都市ベエルシェバは既に射程圏内にある。ハマス軍事部門は9日、地中海岸の中核都市テルアビブの南27キロにロケット弾が着弾したとインターネット上で表明。過去最長の到達距離と言いはやした。
中東最強の軍事力を誇るイスラエル軍に対し、ロケット弾の精度や威力は比較にならない。しかし、物質的な破壊力は小さくても、イスラエル国民に与える動揺は計り知れない。しびれを切らしたイスラエル軍が激しい報復に出れば、それを逆手に国際社会に窮状を訴え、政治利用することもできる。
かつてハマスは激しい自爆攻撃でイスラエルに恐怖を植え付けた。境界を封鎖され、身動きの取れないガザでは、ロケット弾は最も有効な戦術になった。
同時に、ロケット弾攻撃はイスラエル占領下のパレスチナ人や、これを支援するアラブ社会に抵抗闘争への支持を広げる役目も果たしている。ハマスと対立するアッバス自治政府議長は「交渉」による和平実現を目指すが、議長のおひざ元であるヨルダン川西岸からも「故アラファト前議長は硬軟併せ持っていた。『対話』だけで今までに何を手に入れられたのか」(ラマラ在住の男性)との声が上がっているのが現状だ。
イスラエル軍の攻撃で、ロケット弾の発射に適したガザ北部は制圧されつつある。このため、イスラエル紙イディオト・アハロノトによると、先月27日の空爆開始時に1日で78発発射されていたロケット弾は現在、約3分の1程度まで減少している。
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