イスラエル/パレスチナ和平

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戦争と勝敗と善悪

投稿者: john_daishogun 投稿日時: 2009/01/07 14:29 投稿番号: [16694 / 20008]
戦争と勝敗と善悪

戦争には勝敗が付きまとう。そして善悪も。

大国一致の原則(拒否権)を楯に事実上国連を取仕切る、米英中仏露の5つの常任理事国。
第二次大戦後の戦勝連合国が現在の世界を牛耳っていると言っても過言でない。
先進国、経済大国でありながら旧枢軸国側の敗戦国、ドイツ、日本が常任理事国入りが果されない現実がある。

歴史を見ると、戦争に勝った国が正義であり、勝つ行為が正義、また一方で戦争に負けた国は悪とされる。
アジア諸国に進出し、戦争に負けた日本や、ヨーロッパで負けたドイツが侵略国家で悪とされ、非難され、償いを求められる。
ドイツのアウシュビッツの虐殺を非難する一方で、無差別爆撃や原爆で罪も無い何十万人という非戦闘員の一般国民を無差別殺傷した米英や、ポツダム宣言受諾し無条件克服した日本の北方領土を侵略したソ連の戦争犯罪が裁かれず、問題となる事もない。

日本のA級戦犯は一方的な極東軍事裁判で死刑に処せられたが、原爆を投下や無差別爆撃をしたアメリカに戦犯は存在しない。
日本のアジア侵略は現在もなお非難されるが、ソ連の戦後の不法侵略行為は誰も咎め様としない。
ドイツのアウシュビッツでの残虐行為は非難されるが、ドイツを無差別爆撃した米英の虐殺行為、戦争末期から戦後、ドイツや樺太、北方領土、満州でのソ連兵の虐殺行為、婦女子への暴行は話題にも上らない。

核兵器が無く、フセインが処刑されたイラク戦争はアメリカのただの他国への侵略行為に等しいが、世界的非難は起きても咎める者はいない。ロシアのチェチェン侵攻などもしかり。
それは、戦争の勝者が正義となると言う事を示している。戦争に勝ったものが善で、あたかも神の如く振る舞い、負けた物を悪として裁く。
国連分担金を拠出しない米英露。アメリカに至っては世界の警察と称し、「アメリカ=正義」と信じ、国連を軽んじ、国連決議がなくても単独で他国へ軍事行動をする国。
現代社会は、戦後戦勝国の正義の上になりたった世の中であると言って過言でない。
絶対的な神の如き正義とはそもそも何か。有史以来、存在し得たかどうかもわからない。

2000年に渡る祖国、周辺国の興亡を見てきたイスラエルはこの事をその肌身に染みこまされているのだろう。
おそらく、そういう理由でイスラエルは中東戦争で人口の1割も失いながら戦争に負けるわけにはいかず、犠牲を出しながら勝ちつづけなければならなかった。
おそらくイスラエルは現実世界の正義という価値観の有り方を良く知っている。

日本は戦争に負けて「二度と戦争をしてはいけない」と思うのでなく、戦争は仕掛けられる事もあるのだから「二度と絶対に戦争に負けてはいけない」と学習すべきであったろう。

ロケット攻撃とテロ程度のみすぼらしい攻撃手段しかもたないハマスは目の上の瘤程度だったろうが、イスラエルは瘤を取り去る決意をしたのだろう。
イスラエルは、今回のガザの進行が中途半端や失敗に終わらせる訳にはいかない。
また近間でイラクに居座りつづけるアメリカがそんなイスラエルを非難するはずがない。
イスラエルにしてみれば今まさに正義を成し遂げようとしていると思っているだろう。


ちなみに国連分担金は、支払額1位が日本20%、2位がドイツ10%で、敗戦旧枢軸国で全体の1/3近くを支払っている。しかも非常任理事国。金額だけを見れば旧枢軸国が世界を牛じれるほど。
悲しいかな、恐らく現在地球上に真の正義など無いかもしれない。
しかし、これが現実。
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