政教分離は西欧の発想
投稿者: MONIIRU 投稿日時: 2001/05/03 17:48 投稿番号: [1407 / 20008]
であります。政教分離は圧倒的な影響力を社会に行使していたキリスト教会から政治的な影響力を排除しようとして考え出されました。だから江戸時代の日本のように宗教が政治と密接に結びついていない社会では政教分離という厳格な発想は起こりにくかったと思います。
また思想信条の自由を認めるなら、ある一つの宗教が政治的に大きな影響力を持つことは危険だということもあります。キリスト教のような一神教は神の絶対性を報じる宗教ですから、他の宗派にたいして基本的に不寛容です。神の教義という聖典を報じるキリスト教は仏教や神道のように個人の思想や多神教的な発想とは根本的に違うわけで極めて排他的でした。
キリスト教は狂信性が他の宗教よりも強かったので、自由を信条とする民主主義社会の理念からすれば相容れないものと映りました。ですから政治の世界からキリスト教の影響力を排除する必要があったわけです。
政教分離は宗教が抱える絶対性や非合理主義を警戒してつくられた発想です。
しかしキリスト教ほどではなかったにしろ同じように厳格な一神教を唱えるイスラム教で政教分離のような発想が生まれてこなかったのは不思議です
これは メッセージ 1405 (eye_wuv_u さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a5a4a59a5ia5a8a5ka1bfa5qa5la59a5aa5jobjbf_1/1407.html