イスラエル/パレスチナ和平

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イスラエル国民は「ユダヤ人」?

投稿者: cure208 投稿日時: 2001/05/01 19:37 投稿番号: [1401 / 20008]
  イスラエル国民である事が、ユダヤ人である事を満たす必要条件ではありません。
また、十分条件でもありません。
  ユダヤ人と自称し、かつ各国で認められた非イスラエル国民が存在します。
  また、ユダヤ人である事もイスラエル国民である事を満たす条件ではありません。

  「ユダヤ人」は世界各国に存在しますが、「イスラエル国民」はイスラエルにしか存在しません。(イスラエル政府の主張する通り、占領中の隣国の領土に常駐する者も含めた場合)
  では、「イスラエル国民」であれば、みな「ユダヤ人」なのか。ここで判らないのは、イスラエル国民の中にもイスラム教徒もキリスト教徒もいるとされる事です。
  ポール・ジョンソン氏の著作を読むと、イスラエル国が1950年に制定した帰還法第4B条は、ユダヤ人を「ユダヤ人の母から生まれた、あるいはユダヤ教徒に改宗した人で、他宗教に属さない者」と定義しています。
  また、[「定住のためイスラエルに移住するユダヤ人」が入植を希望するなら、いかなる人でも受け入れる義務を負っていた。これこそ国家創設の最大の目的であった。]と書かれています。
  
  ユダヤ人の母親から生まれただけで、ユダヤ人になれるらしいので、本人が何を信じていようとそれはユダヤ人でありイスラエル国民となるのですが、その母親がユダヤ教徒でないと話はおかしくなる訳で、イスラエル国民はユダヤ教徒かその家族であると私は考えます。
  そういう意味で、ユダヤ教抜きのイスラエル国民は建前上いるはずがありません。
 
  イスラエル国民の言論の自由はイスラム教諸国に比べればまだあるのでしょうが、パレスチナ自治区住民の意思をイスラエル政府は反映しません。独立も与えず、保護もしない。それは政治的に無責任な行いです。ラビンの約束は消えてはいません。
  今までユダヤ人が国を運営した経験がないからといって、この失政を免責する訳にはいきません。
  パレスチナ自治区をイスラエルに入れるのか、独立国として認めて占領を終えるのか。どちらもしないならそれは戦争です。   誰も宣戦布告などやってはくれません。相手の攻撃を「テロ」と呼ぶ事も、非難しあう事もお互い様です。
  イスラエル自身が建国前に、英国に対して何を行ったか。私はジョンソン氏の著作を読むまで知りませんでしたが、これこそがテロです。
  既にテロから生まれた国が、今からテロで国を勝ち取ろうとする勢力を非難する事は(プロパガンダとしては必要な事でしょうが)、既得権益を正当化するための企てでしかありません。
  戦争に正邪は関係ありません。
 
  イスラエルが戦争を続けたいなら、やがてやってくる破滅は彼らの選択の結果です。同情する余地は私にもありません。
  しかし、私自身は悲しくなります。血まみれの戦士だったラビンがなぜオスロで合意したのか、どうして命がけの賭けをしたのか、誰も判ってはおられぬのでしょうか。彼はイスラエルのために合意したのです。決して、パレスチナ人のために合意したのではありません。
  なぜ親の心が判らないのか。子供の心は未熟だからです。それが慈悲だと気づかないからです。
  一体、何人の預言者を殺せば、彼らの心はいやされるのでしょうか。
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