苦しむガザ市民──二重の「ナクバ」
投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2007/05/19 14:24 投稿番号: [13388 / 20008]
(大破局)
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200705182220.htm
何度にも渡る停戦合意を無視して、ファタハとハマスの間の抗争が日曜(12日)くらいから再燃し、激しさを増しているガザでは、とうとう1週間で38人の犠牲者が出た。
ガザ市内の通りでは銃撃戦が行われ、どちらかの武装グループがいきなり民間人の家に侵入して人捜しを行っているのも報告されている。主要幹線では臨時の検問所がどちらかのグループによって設置され、通行人をチェックしているとも。
ガザ市の中では商店が店を閉め、学生たちも含んだすべての住人が家の中に閉じこもってゴーストタウンのようになっているという。バルコニーに出ようという人さえ、ほとんどいない。店を開けていた店主は、武装グループの一員から嫌がらせを受けた( As Gaza Burns による)。
「『連中が何のために闘っているか、わからん。通りのゴミのためか?』とひとりの店主がぐちった。
『我々みんなが大混乱のなかにいる。出口がわしには見えん』
(上記 As Gaza Burns Laila El-Haddadより)
この事態をほとんどの市民が嘆き、怒り、悲しんでいる。イスラエル建国のときのナクバに重ねて見ているお年寄りたちもいる。
「この頃は死んだほうがマシだと思うのだ、兄弟同士が殺し合うようなこの瞬間より死のほうがマシだ。」
「どうして兄弟が互いに闘うのか、とても不思議だ。我々はいまだ最初のナクバ(大破局)によって苦しめられている。我々には新たなナクバは要らない。起こっていることは、ひどい、まったくひどい。」
と語ったのは、ガザ、ベイト・ラヒヤに住む77歳のアブ・ムハンマドさん。ムハンマドさんの世代は、1948年にユダヤ人ギャングがパレスチナの町を襲い、人々が追放され、イスラエルが建国された「ナクバ」(大破局)を思い出している。
ムハンマドさんは「通りで抗争を繰り返している今の世代には、我々の土地は取り戻せない。我々を解放することはできない」と付け足した。
ムハンマドさんの妻もこう語る。
「これはナクバなんだよ、まさにナクバ。想像できるかい?私が孫たちのためにクスクスを数週間前に料理していたら、私が座っていた部屋はいくつもの銃弾を開けられたんだ。今回はイスラエルのじゃないんだよ。そうではなくて、パレスチナのガンマンたちのものなんだ」
同じ街の住人、M.Zさんもこう語った。
「公共施設や機関を攻撃して、連中は何を求めているのかって思うね。いったい、何が起きているんだ?何を求めているんだ? もうたくさんだ。ほんとうにたくさんだ!」
( A double Nakba in Gaza Rami Almeghari, 15 May 2007より抜粋)
西岸でナクバから59年経ったことを記念する行事が行われても、ガザではそれすら満足に人々が参加することができない状態となっている。こんな悲惨な事態がいつまで続くのだろうか。
--------------------------------------------------------------------------------
[閉じこめられた釜のなかの圧力がどんどん高くなり、内部に向けて破裂しているかのように見える今のガザでの抗争。覇権争いに様々なファクターが絡んでいるのだろう。米国がファタハの議長警備軍にだけ資金提供をしているようなことも見逃せない。
一般市民の巻き添えもどんどん増えている。こんな馬鹿なことはやめてほしい。ハマスは一方的に停戦を宣言したが、それがどう効力を発するかはわからない]
------------------ -
「出口」のない状態で延々と弾圧と虐殺が続け内圧を高めればそりゃあ内紛なんかいくらでも起きる。
マッチ1本、火がボウボウ。
前回もそうだが今回の発端になった正体不明の銃撃犯っていったいどこのどいつなんだろうねぇ?
こうなればイスラエル側に有利に働くことが分からないはずもなかろうし。
ま、今現在ドンパチしてんのはファタハとハマスの頭に血が上った連中なんだからどのみち熱が冷めて穏健派の言い分が耳に入るまではどうにもならんが。
結局のところ国際社会ができるのは根本原因であるイスラエルの悪業を抑えハマスに対する無法な制裁を解いてパレスチナ人が「衣食足りて礼節を知る」状態になるように持っていくことぐらいだろう。
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200705182220.htm
何度にも渡る停戦合意を無視して、ファタハとハマスの間の抗争が日曜(12日)くらいから再燃し、激しさを増しているガザでは、とうとう1週間で38人の犠牲者が出た。
ガザ市内の通りでは銃撃戦が行われ、どちらかの武装グループがいきなり民間人の家に侵入して人捜しを行っているのも報告されている。主要幹線では臨時の検問所がどちらかのグループによって設置され、通行人をチェックしているとも。
ガザ市の中では商店が店を閉め、学生たちも含んだすべての住人が家の中に閉じこもってゴーストタウンのようになっているという。バルコニーに出ようという人さえ、ほとんどいない。店を開けていた店主は、武装グループの一員から嫌がらせを受けた( As Gaza Burns による)。
「『連中が何のために闘っているか、わからん。通りのゴミのためか?』とひとりの店主がぐちった。
『我々みんなが大混乱のなかにいる。出口がわしには見えん』
(上記 As Gaza Burns Laila El-Haddadより)
この事態をほとんどの市民が嘆き、怒り、悲しんでいる。イスラエル建国のときのナクバに重ねて見ているお年寄りたちもいる。
「この頃は死んだほうがマシだと思うのだ、兄弟同士が殺し合うようなこの瞬間より死のほうがマシだ。」
「どうして兄弟が互いに闘うのか、とても不思議だ。我々はいまだ最初のナクバ(大破局)によって苦しめられている。我々には新たなナクバは要らない。起こっていることは、ひどい、まったくひどい。」
と語ったのは、ガザ、ベイト・ラヒヤに住む77歳のアブ・ムハンマドさん。ムハンマドさんの世代は、1948年にユダヤ人ギャングがパレスチナの町を襲い、人々が追放され、イスラエルが建国された「ナクバ」(大破局)を思い出している。
ムハンマドさんは「通りで抗争を繰り返している今の世代には、我々の土地は取り戻せない。我々を解放することはできない」と付け足した。
ムハンマドさんの妻もこう語る。
「これはナクバなんだよ、まさにナクバ。想像できるかい?私が孫たちのためにクスクスを数週間前に料理していたら、私が座っていた部屋はいくつもの銃弾を開けられたんだ。今回はイスラエルのじゃないんだよ。そうではなくて、パレスチナのガンマンたちのものなんだ」
同じ街の住人、M.Zさんもこう語った。
「公共施設や機関を攻撃して、連中は何を求めているのかって思うね。いったい、何が起きているんだ?何を求めているんだ? もうたくさんだ。ほんとうにたくさんだ!」
( A double Nakba in Gaza Rami Almeghari, 15 May 2007より抜粋)
西岸でナクバから59年経ったことを記念する行事が行われても、ガザではそれすら満足に人々が参加することができない状態となっている。こんな悲惨な事態がいつまで続くのだろうか。
--------------------------------------------------------------------------------
[閉じこめられた釜のなかの圧力がどんどん高くなり、内部に向けて破裂しているかのように見える今のガザでの抗争。覇権争いに様々なファクターが絡んでいるのだろう。米国がファタハの議長警備軍にだけ資金提供をしているようなことも見逃せない。
一般市民の巻き添えもどんどん増えている。こんな馬鹿なことはやめてほしい。ハマスは一方的に停戦を宣言したが、それがどう効力を発するかはわからない]
------------------ -
「出口」のない状態で延々と弾圧と虐殺が続け内圧を高めればそりゃあ内紛なんかいくらでも起きる。
マッチ1本、火がボウボウ。
前回もそうだが今回の発端になった正体不明の銃撃犯っていったいどこのどいつなんだろうねぇ?
こうなればイスラエル側に有利に働くことが分からないはずもなかろうし。
ま、今現在ドンパチしてんのはファタハとハマスの頭に血が上った連中なんだからどのみち熱が冷めて穏健派の言い分が耳に入るまではどうにもならんが。
結局のところ国際社会ができるのは根本原因であるイスラエルの悪業を抑えハマスに対する無法な制裁を解いてパレスチナ人が「衣食足りて礼節を知る」状態になるように持っていくことぐらいだろう。
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a5a4a59a5ia5a8a5ka1bfa5qa5la59a5aa5jobjbf_1/13388.html