イスラエル/パレスチナ和平

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「アラブ世界変動の兆し」NHKきょうの世界2

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/08/30 03:49 投稿番号: [11675 / 20008]
(ヨルダンのハッサン王子)
「聖戦へスンニ派とシーア派が連合する動きが広がっています。
狂信的イスラム主義者が増え、イスラエルにも狂信者が増えました。
中東地域の安定を損なうもので、大衆の意思も封じ込まれるでしょう。
大衆は恐怖ゆえに沈黙し、行動意欲を奪われているのです。
これは、バルカン化、レバノン化、果てのない紛争の広がりです。
エジプトからバングラデシュまで紛争が広がることを恐れています」

(山内昌之)
「対テロという名分で、国内のイスラム主義勢力、武装勢力、テロ勢力と目する
者と対決を続けるということを大義名分として、実は国内における民主化や
あるいは自由化ではなくて、社会の安定化、あるいは反テロという名目で、
むしろこれまでと同じように自分達の政権のある保守性、腐敗、世襲制、
ある意味では政権としての合法性が疑わしい、
そういう状態の政権を維持していきたいという、
こういうことになるんだと思います。
その時の手掛かりは二つありまして、
一つは、アメリカと連携していく、イランと対抗する。
こういうものでスンニ派としての独自性を考える。
二つ目は、中東拡大和平会議のようなものを構想して、
そこにイラクやレバノンも含めて、
スンニ派を中心としたアラブの巻き返しを図っていく。
2002年のベイルート宣言、イスラエルの承認を条件付きで認めていく方向。
ベイルート宣言というスンニ派アラブの対外政策の切り札と
中東和平会議という米、EUを巻き込んだ和平会議をセットにして、
急進派、市民の不満をなだめていこうとする方向に働くのではないか」

(池内恵)
「イスラエルが軍事行動だけでは、ヒズボラを
排除することができなかったという現実がある。
国際社会、EU等はイスラエルを批判したが、
アメリカはかなり突出してイスラエルを支持した。
その政策も裏目に出て、むしろヒズボラが威信を高める。
米とこれまで態度を異にしていた仏伊に頼って、国際部隊を派遣してもらう。
それによって事態の収拾を図るという新しい動きが出てきた。
イスラエルもこれまでは反対していた米以外の
欧州諸国の介入、関与を認めざるを得なくなった。
これは今後のパレスチナ問題の解決に関しても、
場合によっては一つのモデルとなる可能性がある。
アメリカとイスラエルの思い通りにならなくなった時、
違う立場をとってきた欧州諸国が関与する。
イラン、シリアも水面下で協力する。
今後の中東和平の為の一つの肯定的なモデルになる可能性もある」

<アメリカの仲介者としての地位が危うくなってしまった。
場合によっては今後、肯定的なものに繋がるかもしれない。
他方イスラム回帰という現象も>

(山内昌之)
「イスラムにおいては、アブル=公正ということが非常に重視される訳ですが、
アメリカはアブルに反することばかりしている。
イスラエルとアラブの関係において明らかに二重基準、
ダブル・スタンダードは否定し難い。
こういうアメリカを頼らなければ中東和平はできないのか
という苛立ちがアラブの市民達の間に拭い難く存在する。
アラブの尊厳、誇り、こうしたものが、
踏みにじられているということに対する怒り。
例えば、トルコというイスラムの力を中東域内の力として活用するという知恵、
こういうものもこれから多角的に検討していく必要がある」

<トルコのような世俗主義を活用するということですか>

(山内昌之)
「世俗主義でありながら、イスラムを尊重している。
イスラムに即した新たな歴史、生活を展望している。
ずっと実験している。
そういうトルコの成果をアラブが
どう取り込んでいくかということを前向きに期待
全ての民主主義、全ての実験がアメリカ型でなければいけないとか、
欧米から来なければいけないというものではなくて、
中東域内にもそこに一つの知恵もあるということを
見るべきではないかと思います」
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