Re: がんばれ台湾、くたばれ中国
投稿者: ch9959101 投稿日時: 2007/04/03 18:46 投稿番号: [325 / 2082]
http://www.nikkei.co.jp/kansai/now/36475.html
【2006年11月6日】
<先望鏡>繰り返される履修漏れ──科目も過去も「歴史軽視」(11月6日)
高校必修科目の履修漏れ問題は、補習授業で一定の短縮を認める救済策を取ることで決着した。
文部科学省の調査で、履修漏れは46都道府県の計540校にも及んだが、今回と同じ問題は2001年度に兵庫と広島で起きている。
兵庫では、受験シーズンただ中の02年1月中旬、県立柏原高の理数科で世界史などを履修していなかったことが発覚。県教委が県内の全県立校を調査したところ、次々に履修漏れが明るみに。最終的に全県立校の3分の1を超える59校に及んだ。
単なる履修漏れでなく、入試で提出する調査書に必要単位を履修したとする“偽装”も判明。不足単位に対しては、春休みに補充授業やリポートなどで補った。そして未履修のまま卒業した生徒については不問。発端から決着まで、全国を揺るがせた今回と酷似した経過をたどった。
「生徒の負担を軽くしたかった」「受験優先のため、仕方がなかった」。02年当時の学校関係者の発言だ。こうした発言や当時の報道を最近のものの中に紛れ込ませたとしても気がつかないほどだ。
実は、兵庫で問題が起こる以前の1999年度にも、熊本、長崎で同様の履修漏れが表面化した。
しかし、99、01年度の過去2回はいずれも「地域の問題」として終わっている。今回のように文科省は全国調査などはしていない。
01年度の兵庫の履修漏れの一部は熊本などでの発覚時には始まっており、今回明らかになった学校の中にも、兵庫で問題化した時期にはすでに履修漏れしていた学校が少なからずあった。
「歴史は繰り返される」といった様相だが、過去2回の教訓に学ぶことなく今日の事態を迎えたことが、歴史教育を軽視した姿勢と重なってみえる、と言うと皮肉が過ぎるだろうか。
学習指導要領や教育委員会のありようをめぐる論議とともに今後、関係者の処分や再発防止策も焦点になるが、ここにも「過去の教訓」がある。
兵庫県は再発防止策として、各学校からの教育課程表の提出のほか、生徒向けの時間割表、各教師が持つ時間割も入手、それらをすり合わせる「3重のチェック態勢」(県教委)を敷いた。
こうした対策から今回、同県教委は「履修漏れはない」としていたが、ふたを開けてみれば、県立8校で判明。うち3校は、前回の問題発覚から1年後の03年度には履修漏れを始めていた。
県教委によると、生徒、教師用の時間割が世界史となっていても、教師が「この時間は地理だから地理の教科書を持ってくるように」などとしていた例があったという。
教委の目を逃れて履修を避けようとする現場。万全のはずのチェック態勢がまったく機能していなかった県教委。同じ事態を4度起こさないために何をしなければならないか。同県のみならず、関係者は過去を検証しつつ、対応策を探る責務を負っている。
(編集委員 岩沢健)
【2006年11月6日】
<先望鏡>繰り返される履修漏れ──科目も過去も「歴史軽視」(11月6日)
高校必修科目の履修漏れ問題は、補習授業で一定の短縮を認める救済策を取ることで決着した。
文部科学省の調査で、履修漏れは46都道府県の計540校にも及んだが、今回と同じ問題は2001年度に兵庫と広島で起きている。
兵庫では、受験シーズンただ中の02年1月中旬、県立柏原高の理数科で世界史などを履修していなかったことが発覚。県教委が県内の全県立校を調査したところ、次々に履修漏れが明るみに。最終的に全県立校の3分の1を超える59校に及んだ。
単なる履修漏れでなく、入試で提出する調査書に必要単位を履修したとする“偽装”も判明。不足単位に対しては、春休みに補充授業やリポートなどで補った。そして未履修のまま卒業した生徒については不問。発端から決着まで、全国を揺るがせた今回と酷似した経過をたどった。
「生徒の負担を軽くしたかった」「受験優先のため、仕方がなかった」。02年当時の学校関係者の発言だ。こうした発言や当時の報道を最近のものの中に紛れ込ませたとしても気がつかないほどだ。
実は、兵庫で問題が起こる以前の1999年度にも、熊本、長崎で同様の履修漏れが表面化した。
しかし、99、01年度の過去2回はいずれも「地域の問題」として終わっている。今回のように文科省は全国調査などはしていない。
01年度の兵庫の履修漏れの一部は熊本などでの発覚時には始まっており、今回明らかになった学校の中にも、兵庫で問題化した時期にはすでに履修漏れしていた学校が少なからずあった。
「歴史は繰り返される」といった様相だが、過去2回の教訓に学ぶことなく今日の事態を迎えたことが、歴史教育を軽視した姿勢と重なってみえる、と言うと皮肉が過ぎるだろうか。
学習指導要領や教育委員会のありようをめぐる論議とともに今後、関係者の処分や再発防止策も焦点になるが、ここにも「過去の教訓」がある。
兵庫県は再発防止策として、各学校からの教育課程表の提出のほか、生徒向けの時間割表、各教師が持つ時間割も入手、それらをすり合わせる「3重のチェック態勢」(県教委)を敷いた。
こうした対策から今回、同県教委は「履修漏れはない」としていたが、ふたを開けてみれば、県立8校で判明。うち3校は、前回の問題発覚から1年後の03年度には履修漏れを始めていた。
県教委によると、生徒、教師用の時間割が世界史となっていても、教師が「この時間は地理だから地理の教科書を持ってくるように」などとしていた例があったという。
教委の目を逃れて履修を避けようとする現場。万全のはずのチェック態勢がまったく機能していなかった県教委。同じ事態を4度起こさないために何をしなければならないか。同県のみならず、関係者は過去を検証しつつ、対応策を探る責務を負っている。
(編集委員 岩沢健)
これは メッセージ 324 (seeker_after さん)への返信です.
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