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中共の対日文化工作・・・②

投稿者: kirameku9umi 投稿日時: 2011/02/27 14:24 投稿番号: [67176 / 73791]
今でも、日本など東アジア諸文明の原点が、中国文明にあると考えている人々は多いだろう。

この誤りは、文明の起源が世界四大文明(メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明)にあると言う仮説から刷り込まされた、一昔前に流布し考古学の知識が少なかった時代の古い概念に由来する。

【ウィキペディア・・・世界四大文明とは人類の文明史の歴史観のひとつ。 歴史上、4つの大文明が最初に起こり、以降の文明はこの流れをくむとする仮説。四大河文明とも言う】


これも一昔前、人類は諸大陸で同時発生的に誕生したとする説が主流だった。この人類同時発生説と密接にリンクしたのが、四大文明説だった。しかし、今ではDNAの解析などにより、人類の起源はアフリカにあることが判明している。これは文明の発達にも同じことが言える。

文明は人類の到達した足跡に沿って、つまりアフリカに近い地域から発達し、遠くへと伝播して行った。

分かりやすく上記の世界四大文明を例にとって大雑把に述べれば、まず紀元前9000年頃、アフリカに近いメソポタミア地域にシュメール人が移住し世界最初の農耕が始まると、メソポタミア文明が起こり灌漑技術生み出す。その後数千年を経てエジプト文明が誕生し、それら文明の影響を受けたインダス文明から黄河文明へと文化が伝播し継承されて行くという道筋をたどる。

日本人は良く、農業技術(灌漑技術)や数学など諸々の文化が、中国を発祥の地だと勘違いをするが、実はそれら人類の転換期となった技術ほとんどが西アジア発祥なのだ。

少々脱線するが、文化の伝播の担い手である古代の交通交易網や情報網は、現代人が想像する以上に発達していた。それは、北アフリカや中近東地方の原産であり、その地で紀元前2000年頃に栽培が始まったメロンが、縄文時代後期の菜畑遺蹟で栽培されていたことからも分かる。

西アジアやアフリカからもたらされた文化の具体的な例をあげれば、先に述べたように農業はメソポタミアから、牧畜は約8千年前から北アフリカやメソポタミアなどで始まり乳製品が作られている。

金属の利用は、紀元前約7千年頃、西アジアと東南ヨーロッパで自然銅を溶融し鋳型に入れて生成する冶金方法が発明される。その後、銅に錫や砒素を混ぜて実用に耐える強度を持つ青銅がメソポタミアを中心にした西アジアで発明された。

鉄を精製する技術は、紀元前3000年頃の西アジア(北シリアのチャガール・バザール遺跡やバグダットのアスマール遺跡)から最古の鉄剣が出土している。青銅器同様にその精錬技術は中国を経て日本にまで達している。

【日本最古の鉄器についての余談・・・「弥生時代は、紀元前五世紀ごろに始まるとするのが通説。しかし、国立歴史民俗博物館の研究グループが発表した新説では、弥生時代のスタートとなる稲作伝来が、定説より約五百年早い紀元前十世紀ごろとする。九州北部で出土した土器などを放射性炭素(C14)年代測定の最新技術で分析した結果がその根拠となった。」(中略)   「しかし同県の曲り田遺跡から出土した鍛造の鉄斧(てつぷ)は、新説への疑問を投げかける。一緒に出土した土器からみて、紀元前五世紀ごろの日本最古の鉄器とされてきたが、新説に従えば紀元前十世紀近くとなる。中国では西周の時代に当たる。」(中略)「当時は中国でも鉄器の加工技術が十分に確立されていなかった」と弥生文化博物館の三木弘学芸員。「五百年さかのぼれば、日本が鉄器技術の最先端地だったことになってしまう」以下略・・・ 神戸新聞・2003/06/04)

しかし、縄文時代初期から中期にかけて、中国を凌ぐほどの文化を生み、世界最古の土器を高温で生成する技術を有していた縄文人(倭人=弥生人)からすれば、鉄の精製はそれほど困難な技術とも思えない。西アジアからの距離を考えれば、距離的に近い中国と日本に、ほぼ同時期(百年前後の差)に鉄器の技術が伝わり、日本で鉄斧が作られたとしても何の不思議もない。】
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