そもそも紙幣の歴史から考えると
投稿者: yamashisho 投稿日時: 2009/07/15 08:23 投稿番号: [58095 / 73791]
「円の支配者」(リチャードAヴェルナー著(上智大学教授))という本の中にヨーロッパの紙幣の歴史の話が出て来ます。恐らく、原典はFRBか発行していた内部文章のはずですが。私の言葉で要約すると以下のような話です。
金(ゴールド)の所有者は、自宅に保管せずに、安全と思われる金細工職人に預けた。金細工職人は金の借用書を所有者に発行した。
そのうち、現物の金ではなく借用書で取引しても同じことだと考えられるようになり、これがのちの紙幣となる。
そのうち金細工職人は所有している以上の借用書(紙幣)を発行し、利子を取るビジネスを考えつく。これが銀行へと発展する。
つまり、紙幣の原型は借用書であり、兌換券なのです。
中国の話ですが、一回大変なことになると思いますよ。まぁこの話は置いておき、話しを戻し、アメリカ発金融危機について。
アメリカはニクソンショックにより金兌換性を放棄し、野放図に紙幣を刷りだしました。つまり米ドルに価値の裏づけはありません。強いて言うならアメリカの軍事力が価値の裏づけでしょう、三橋貴明氏は米ドルの信用の裏づけは米国債ということを言っていますが。因みに氏はドル崩壊を予告しています。
経常赤字国のアメリカは日本などが手にしたドルを本国に還流させる必要がありました。
それで妙な金融商品(米国債を含む)日本の金融機関や保険会社、あるいは年金運用基金などに買わせた。そして金融危機が起こった。つまり米金融商品が債務不履行になり、数字の上では黒字が出るはずだったものが消えてなくなった。
例えば農林中金などですが、大変な損失を出すに至ります。私の聞く話(リアル)では、大学なんかの運用資金もアメリカに騙し取られて大変なことになっているらしい。
何が言いたいのかと言えば、実物の裏づけが無い金融詐欺のやりくち(数字だけを大きくしていく)はこれからは通用しなくなるということです。さすがに世界中が怒ってるし、もう一度騙すのは無理。CIAの傀儡政権は民衆の怒りで権力の座から引き釣り下ろされる。
私が言いたい多極化は、何も中国の台頭に限りません。もともと中国が有望だとは言っていない。ロイターの記事は紹介したが。
中国は自国通貨安に誘導することによって、貿易産業を育てたが、溜まったドルを元に替えると元高になってしまうので、せっかくの黒字が国内で運用できずに困っていた。
そこで思いついたのが、アフリカなどで進めている鉱山の買占めだろう。
これは単に使い道が思いつかなかったからではなく、積極的、戦略的にペーパーマネーを実物に替え、米ドルの崩壊の衝撃波に備えるという側面を持つ。米覇権崩壊時、中共は無傷ではない(それどころか体制の危機があると思う)が、日本の政治家と違い、連中(支配者)も生き残りを賭けて戦っているのだ。
三橋貴明氏はドルが暴落しない条件を四つ挙げている。(氏の話はまたの機会にでもします)
①米国債の格付けがAAAを維持すること
②原油の決裁がドル建てで行われる
③外国が米国債を買い続ける
④双子の赤字を穴埋めとなるドルが、アメリカにきちんと還流される(極端なドル安にならない)
としているが、結論だけ言えば、繰り返しになりますが、氏はドルの崩壊(米覇権の崩壊)を予測している。
私もパクスアメリカーナそのものの崩壊を予想します。
経過がどうなっていくかまでは予想不能ですが、最終的には、紙幣は本来の機能である兌換券に戻っていくと思う。
ただしかつてのような金本位制ではないと思います。貴金属、エネルギー、あるいはもっと広く穀物まで含むかもしれませんが、裏付けが求められるようになると思います。SDRはその過渡期で浮上している話であるように感じます。
未来のことは断言できません。故に時間の経過を見守っていくしかありませんが、以上が私の予想の説明です。
金(ゴールド)の所有者は、自宅に保管せずに、安全と思われる金細工職人に預けた。金細工職人は金の借用書を所有者に発行した。
そのうち、現物の金ではなく借用書で取引しても同じことだと考えられるようになり、これがのちの紙幣となる。
そのうち金細工職人は所有している以上の借用書(紙幣)を発行し、利子を取るビジネスを考えつく。これが銀行へと発展する。
つまり、紙幣の原型は借用書であり、兌換券なのです。
中国の話ですが、一回大変なことになると思いますよ。まぁこの話は置いておき、話しを戻し、アメリカ発金融危機について。
アメリカはニクソンショックにより金兌換性を放棄し、野放図に紙幣を刷りだしました。つまり米ドルに価値の裏づけはありません。強いて言うならアメリカの軍事力が価値の裏づけでしょう、三橋貴明氏は米ドルの信用の裏づけは米国債ということを言っていますが。因みに氏はドル崩壊を予告しています。
経常赤字国のアメリカは日本などが手にしたドルを本国に還流させる必要がありました。
それで妙な金融商品(米国債を含む)日本の金融機関や保険会社、あるいは年金運用基金などに買わせた。そして金融危機が起こった。つまり米金融商品が債務不履行になり、数字の上では黒字が出るはずだったものが消えてなくなった。
例えば農林中金などですが、大変な損失を出すに至ります。私の聞く話(リアル)では、大学なんかの運用資金もアメリカに騙し取られて大変なことになっているらしい。
何が言いたいのかと言えば、実物の裏づけが無い金融詐欺のやりくち(数字だけを大きくしていく)はこれからは通用しなくなるということです。さすがに世界中が怒ってるし、もう一度騙すのは無理。CIAの傀儡政権は民衆の怒りで権力の座から引き釣り下ろされる。
私が言いたい多極化は、何も中国の台頭に限りません。もともと中国が有望だとは言っていない。ロイターの記事は紹介したが。
中国は自国通貨安に誘導することによって、貿易産業を育てたが、溜まったドルを元に替えると元高になってしまうので、せっかくの黒字が国内で運用できずに困っていた。
そこで思いついたのが、アフリカなどで進めている鉱山の買占めだろう。
これは単に使い道が思いつかなかったからではなく、積極的、戦略的にペーパーマネーを実物に替え、米ドルの崩壊の衝撃波に備えるという側面を持つ。米覇権崩壊時、中共は無傷ではない(それどころか体制の危機があると思う)が、日本の政治家と違い、連中(支配者)も生き残りを賭けて戦っているのだ。
三橋貴明氏はドルが暴落しない条件を四つ挙げている。(氏の話はまたの機会にでもします)
①米国債の格付けがAAAを維持すること
②原油の決裁がドル建てで行われる
③外国が米国債を買い続ける
④双子の赤字を穴埋めとなるドルが、アメリカにきちんと還流される(極端なドル安にならない)
としているが、結論だけ言えば、繰り返しになりますが、氏はドルの崩壊(米覇権の崩壊)を予測している。
私もパクスアメリカーナそのものの崩壊を予想します。
経過がどうなっていくかまでは予想不能ですが、最終的には、紙幣は本来の機能である兌換券に戻っていくと思う。
ただしかつてのような金本位制ではないと思います。貴金属、エネルギー、あるいはもっと広く穀物まで含むかもしれませんが、裏付けが求められるようになると思います。SDRはその過渡期で浮上している話であるように感じます。
未来のことは断言できません。故に時間の経過を見守っていくしかありませんが、以上が私の予想の説明です。
これは メッセージ 58094 (yamashisho さん)への返信です.