鉄器先進国・日本
投稿者: kirameku9umi 投稿日時: 2009/06/02 19:12 投稿番号: [56417 / 73791]
鉄器は、日本では弥生時代前半(少なくても2世紀)から既に使われています。朝鮮では3世紀になってからです。鉄の生産も弥生中期にはすでに九州で始まっており、朝鮮半島南部で倭国が鉄をそこから求めたのは、単に良質な鉄鉱石が取れたからに過ぎません。
朝鮮半島南部は、倭人にとって現代の日本人が先端技術に欠かせないレアメタルを後進国で採掘するようなものでしょうね(笑)。
鉄のインゴットは倭人が、現地生産し国内に流通させたと言う可能性大いにありですね。私は朝鮮人ではあいませんから、断定はしませんが(笑)。
潮見浩『東アジアの初期鉄器文化』・・・参考文献
『朝鮮には,まず紀元前3世紀ごろに鉄器が流入する。それは,中国の東北部からもたらされたものと思われる。その後,漢代の楽浪郡の設置以後に,その鉄器文化の影響を受け,朝鮮独自の青銅器類が鉄器にとってかわられる。
日本への鉄器の流入は,すでに,弥生時代の初頭から始まっていたとみられる。熊本県斉藤山遺跡からは,中国では戦国時代から前漢代にみられるものと同様な形制をとる鉄斧が出土しており,それは最古の弥生式土器である板付 I 式土器と共伴している。その他にもいくつかの弥生時代前期の遺跡で鉄器の出土が知られている。ただし,この時期には,実用利器としてはまだ石器が主流であったと考えられる。また,分布地域は西日本に限られる。弥生時代中期以降は,鉄器の分布はさらに広がり量的にも前期を大きくうわまわる。鉄器の生産は,九州では中期の前葉からはじまったと考えられる。しかし,いまだに石器が実用具の主流を占めていた。弥生時代後期には,鉄器の出土例は激増する。特に,西日本では石器類が姿を消し,実用利器が鉄器に交替したことが推察される。古墳時代前期には,古墳から多量の鉄器が出土し,一方では住居から出土する場合はまれであり,鉄器の集中所有化がうかがわれる。弥生時代後期における鉄器の普及は,生産力の進展とともに,階級の分化・首長層の成立の基盤となった。後期には,鉄器の大量副葬はみられないが,各地に築造された多数の古墳には鉄刀・鉄鏃などが普及しており,住居からも農工具の出土が増える。鉄生産の各地への拡大が予想される。』
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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