ユギオII - その64
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2009/05/17 21:39 投稿番号: [55875 / 73791]
投稿者:大介&直子
<その64>
「もうひとつ大事なことがあります..」
とカンは思いつめたように言った。
「それは、北が保有しているという核のことかな?」
李は、これが最大の問題だと思っていた。
「いえ、違います。核は我々も最重点ターゲットと考えており、その所在場所と思われる候補地に、現在数箇所ですが、我が同志を潜入させています。幸運にもこれらの場所がいずれも我が勢力地域に近いこともあり、いざ開戦となった場合は我々がただちに包囲奪取する手はずになっております。しかし、まだ確証がありません。いずれにせよ、彼らが単なる内戦に核を使うとは考えにくいですから、いや使えないでしょうし、米韓軍の侵攻とは違い、使うと脅せば完全な悪党になり、人民からはそれこそ孤立無援となるでしょう..。この点からも韓国軍の我が国への侵攻はぜひ控えていただきたいのです..。ま、その後の状況にもよりますが…」
カンは雲行きでも見るかのように6月の空を仰いだ。
「では、その大事なこととは?」
李のこの問いに、カンはしばし黙していたが、
「ロシアです..」
「ロシア?
そうかロシアか..?」
「ええ、中国現政権が旧政権側の人民解放軍の介入を抑えきれない場合、ロシアが我々の側についていれば抑えることができます。人民解放軍は四面楚歌となりますからね。国際世論も我々の側につきます..。しかし、万が一、ロシアが人民解放軍旧政権派についたとしたら、米ロの対峙といった危険な状況に突入するでしょう..」
李は、カンのこの言葉に考え込んだ。ロシアは海千山千の相手である。決して本心を見せることがない相手である。李としても中国現政権ですら不安なのに、韓国のような一小国がロシアまで説得できる自信はなかった。
<あと2個^^;>
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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