ユギオII - これまでのあらすじ(3)
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2009/05/03 18:51 投稿番号: [55016 / 73791]
投稿者:拓
<これまでのあらすじ(3)>
韓国にとり最も効果的、費用効果のある軍事力とは何か?
世界でも屈指の近代装備を有する日本自衛隊の年間防衛費443億ドルに比べ、韓国はその半分にも満たない210億ドルであり、この少ない予算で自衛隊の3倍の兵力を抱えている。人件費だけでも大変な上に、金のかかる近代装備にまわす金などないに等しかった。
国内では、日本や米国を主敵とみなす勢力があるが、韓米同盟が強固であれば、米国との同盟を最優先している日本が韓国の敵になることはあり得ない。ではロシアは?
中国は?
これも韓米同盟があるかぎり主敵になり得ない。ということは、残るは同じ朝鮮民族の国、北朝鮮一国だけであり、その北朝鮮でも敵は金一族とその一握りの既得権者だけである。だから、国際金融危機に直面している現在、韓国は北朝鮮に対してのみ有効な抑止力を発揮する軍事力を保持すれば当面はしのげると李は考えた。李に課せられた最優先課題は、韓国経済の再生にあったからである。
それからまもなく、李は現在直面している世界的な金融危機に対する所信を表明した。その骨子は、この危機を打開するため、対外的には日本をはじめとした先進諸国と積極的な共同歩調を図るということ、また、国内的には小さな政府の実現、軍の縮小、公共企業の民営化などを含む、構造改革を果敢に遂行するというものであった。
軍に関して言えば、兵役義務を廃し、若者の活力を韓国経済再生に生かすという提案を行なった。現在の韓国正規軍69万人を職業軍人/志願兵だけの40万人体制に削減し、予備役も暫時削減するとした。これは、北朝鮮に対する一抹の不安もあったが、多くの国民、特に若者たちに大いに歓迎され、支持率は大幅に上昇した。
しかし、これには李のしたたかな計算があったのである。
<休憩>
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