拉致被害者救出大作戦 - その17
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2009/04/26 22:27 投稿番号: [54484 / 73791]
投稿者:大介
一方、国連安保理では、日韓の主張に対する北朝鮮代表は相変わらず「犯行グループのリストは捏造であり、そのような人物は我が国に存在しない!」の一点張りであった。しかし国連安保理は、このたび北から脱出した日本人拉致被害者1名と韓国人拉致被害者12名の喚問と犯行グループのリスト内容を裏付ける地下放送を厳密に検討した結果、全会一致で北朝鮮に対する国連人権委調査団の受け入れを再度勧告した。もはや、一部の国を除き、北朝鮮代表の主張に耳を傾ける国はなかった。国連安保理の決定には、中露も渋々であるが同調していた。国際社会は人質テロを激しく非難する一方で、北朝鮮の調査団受入拒否を激しく非難した。
ここにきて、一向に埒があかない北朝鮮の態度に米国は北朝鮮に対して「テロ支援国家」再指定の動きを見せた。
金正日は、犯行グループに対する国際捜査が一向に進展せず、犯行グループや人質たちの所在すら分らない、いわゆる見えない敵、自分の失脚を狙っていると思われる敵、自分の最愛の息子たちの命を脅かしている敵に対し、やり場のない怒りと側近たちの不甲斐なさに鬱憤がつのるばかりであったが、最も信頼する側近の一人が「この際、調査団を受け入れてみたらいかがでしょうか?
犯人たちは我々同志5名を解放すると言っておりますから、これから何かつかめるかも知れません。もちろん、調査団の行動は厳重に制限しますが..」と具申してきたことに一抹の希望を託すしかないと考えていた。犯行グループからの人質交換条件は、すでに多くの人民が知るところであり、受入拒否は己の立場保全を危うくするかも知れないと考えるようになった。
金正日は、国連に対して調査団の受け入れを通達した。
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