拉致被害者救出大作戦 - その15
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2009/04/25 18:11 投稿番号: [54365 / 73791]
投稿者:大介
北朝鮮は、頑なに国連人権委調査団の受け入れを拒否していたが、思わぬ提案が犯行グループからあった。それは、金正日が国連調査団を受け入れれば、まず5名の人質を解放するというものであった。解放するという人質の氏名までも発表された。さらに次の条件として、収容されている政治犯と拉致被害者全員を解放すれば、金正日の息子と数人の幹部を除く全員を解放するとあり、金正日の息子を含む残りの人質の解放条件を5000億ドルに減額すると通告してきた。しかし、この5000億ドルさえも金正日にはとうてい支払えぬ金額であった。
この情報は、ビラや北朝鮮向け海外放送を通じて北朝鮮国内にも流布された。それでもなお頑強に国連調査団の受け入れを拒否している金正日に対し、人々は口では 「我々の命はあくまでも金将軍様に捧げる。悪辣な犯人たちに天誅を!」 と叫んでいたが、金正日に忠誠を誓う幹部や人民にも次第に幻滅感懐疑感が芽生え、動揺が広がっていた。
一方、何よりにも優先して息子たちの解放に固執している金正日には、このような幹部たちや人質家族縁者たちの目が気になり始めていた。金正日にとり、忠誠を誓う側近たちの存在ほど大きなものはなく、側近たち支えで地位保全が出来ていた。もし、少しでも疑いのある側近がいれば、極少数派にすぎなかったから、見せしめに一人一人順番に左遷や粛清することができた。しかし、今回は一人や二人ではない。犯行グループが発表した人質リストでは、金正日の息子たちや親類縁者も含め、30名であった。他に消息不明幹部を加えれば60名にものぼっていたのである。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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