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渡来人は大量に入ってきたのか

投稿者: pokosi2000 投稿日時: 2009/04/06 20:58 投稿番号: [53239 / 73791]
さて適当に焼酎も効いてきたので投稿する。


中橋孝博氏の論文から。

人口増加のシュミレーションの結果、弥生初期の福岡平野で、少数の渡来人でも地域住民の多数を占めることは、十分可能であることを示している。おそらく最初に北部九州にやってきた水稲稲作集団は、土着の縄文集団が希薄な沿岸低地で水田を作り始めたのだろう。狩猟・採集と多少の原始農耕で生活していた縄文人にとって、沿岸の特に低湿地などは必須の土地ではなく、新来の渡来人が住み着く上で大きな摩擦もなかっただろう。彼らは、周辺の縄文人たちともある程度、人的、文化的な交わりを持ちながら、自分たちの生活スタイルである水田稲作を最初は細々と始めたに違いない。それがしかし、後続集団も加えながら二代、三代と世代を重ねるうちにみるみる人口と水田域を増やしていき、やがては丘陵部や山際など土着系住民の生活域まで侵すようになっていったろう。もちろん土着住民の一部には新しい生活文化を取り入れた人たちもいただろうが、おそらく摩擦を避けて内陸部へと移動した人たちも少なくなく、あるいは新たな疾病の影響なども重なって、総体として彼らの人口の伸びはかなり低かったに違いない。やがては数でも生活力においても渡来系の優勢が顕著になって、もともと人口が多くなかった縄文系住人には対抗する術もなくなっていたのではなかろうか。時の流れとともに彼らは渡来系の遺伝子集団の中に取り込まれ、あるいはさらに山中か周辺地域へと移動をよぎなくされて、次第に歴史の中に消えていったのだろう。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~itou/hon/nihonjin.htm


しかし彼の主張には疑問がある、日本人の身長の問題だ。
さらに縄文時代以来の伝統を持つ勾玉文化の断絶はない。

○   日本人の身長の変化

  時代・世紀 身長
縄文時代(全期) 156㎝
弥生時代初期 156㎝
弥生時代末期 160,5㎝
古墳時代(全期) 160,5㎝
14世紀 157㎝
16世紀 156㎝
18世紀 155,5㎝
19世紀末 161,5㎝
20世紀 166㎝

                                (問8の問題へ戻る)

〔問8〕
  上の表を見ると、日本人の身長が急激に変化したのは、問題の弥生時代と、あと明治以降です。このうち後者は、金関さんが弥生期において主張する混血はまったくといっていいほど関与せず、急速な都市化や食事など生活様式の変化が原因になっていることは明らかです。したがって、弥生期の変化も、農耕文化の成立という、やはり生活・文化上の大変化があったためであり、異質の人類が入って混血したことのよるものとは言えないと反論できるわけです。



http://www2.ttcn.ne.jp/kazumatsu/sub201.htm#zyoumonzintoyayoizintoi8e
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