米国から見た日中韓
投稿者: uberzeitgeist 投稿日時: 2009/02/15 19:12 投稿番号: [49612 / 73791]
「日米同盟は東アジアの礎石」だとクリントン長官は証言しました。その内容を私なりに整理すると、
①西太平洋ばかりでなくインド洋をも視野に入れた米国軍事戦略の要に日本は位置付けられる。第七艦隊の母港は横須賀であり緊急展開部隊の海兵隊が海外駐留するのは全世界で沖縄だけ(基地の提供)
②イラク戦争以後の日本はインド洋の洋上補給・イラクへ地上軍・空軍派遣を実施(米国の軍事同盟国として行動)
米国の新政権は日本にアフガン安定化への貢献を強く求めるでしょう。しかし日本の国民にその用意が現在あるのかという点になると曖昧になります。
日米は軍事的一体化の方は先行していますが、政治的情勢は必ずしも軍事的一体化と同じ歩調で動いているとは言えません。小沢・クリントン会談のドタバタにそのことがよく現れています。
米国が中国を重視するのは次の三点からです。
A
イランの核問題を解決するには中国の協力が欠かせない。安保理事会で少なくともイラン支持に廻って欲しくない
B
アフガン問題の安定化のためにはパキスタンの安定化が重要であり、そのためにはパキスタンの友好国である中国の協力が欠かせない
C
北朝鮮の生殺与奪の権を握っているのは中国であり北の核問題解決のためには中国の協力が欠かせない
米国の差し迫った課題の取り組みに外交的に効果的な手を差し伸べることが出来るのは、上記の点から見れば日本よりも中国だということがよく分かります。
しかしABCをよく見ると、共通するのは核技術であり、この核技術はもともと中国→パキスタン→北→イラン(シリア)と流れたものであり禍の源流は中国なのです。
もとよりパキスタンのカーン博士が核技術のブラックマーケットを作りコントロールしていたことに中国の責任はなく責任はパキスタン政府にあります。また、それを見落としていた英米の諜報機関も非難されるべきです。
ブッシュ政権時よりもイラン問題が切迫しているのは、イランが着々とウラン濃縮を実行し核兵器入手へと確実に近づいているためであり、アフガン問題が何時までたっても安定化しないのは隣国パキスタンの政治情勢が一層不安定化しているためです。悪くするとパキスタン全体がアフガン化する懸念さえ出てきます。
こういう情勢において米国の軍事的展開はほぼ伸びきっており、イラン爆撃はできずアフガン増派も苦しいところです。
アフガン安定化のため日本には人的支援を、中国には外交的支援を強力に求めるのは米国にとっては必然といえるでしょう。
韓国にもはや選択肢はなく米国のいいなりになるしかありません。牛肉の二の舞だけは避ける配慮はするのでしょうか、クリントン長官は。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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