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蟻の法則

投稿者: junbanhoo 投稿日時: 2009/01/07 19:33 投稿番号: [47125 / 73791]
スタッフを優秀なものから順にA、B、Cランクと名付けるとする。

A   熱心に働き、責任感も強く、リーダー的存在
B   よく働くが、リーダーシップがあるわけではなく、言われたことを、そつなくこなす。
C   仕事の品質・速さともにあまりよくない。常に誰かの指導が必要。

A、B、Cの数を集計すると、大体、2:7:1になる、というのが『蟻の法則』である。

この法則のミソは、「強力な人だけを集めてスーパー・チームを作ろう!」と、新たな選抜集団を作っても、優秀だったはずのスタッフの中からもやがて、怠け者が出てきて、また2:7:1という割合になってしまうというところである。

  会社を見回してみて「1:6:3」というような状態であったら、強権を使ってでもこのアンバランスを是正(=Cを何人か解雇)しようとすることは組織存続のために正しいし、やるべきである。

  次に、「2:7:1」になったときに、依然として残ったCランクの「1割」をどうするかだ。

もし、この法則を聞いたことがなかったら、「とにかくCは切リ続ける」と考えるかもしれない。私は実際、ずっとそう思っていた。Cはどんどん切れば、どんどん会社が良くなるような気がした。切らないにしても、毎年の昇給を限りなくゼロにして、「事実上の解雇通知」を突きつけるという手を使ったりもした。

しかし、よく観察すると、Cの人にはそれなりの役目があって、組織の中ではAがなくてはならない存在であるのと同様に、Cもなくてはならない存在になっていることが結構ある。

例えばCが単純でつまらない仕事をいつでも引き受けてくれるとしたら、これは大変重要な役割である。その間、Aが困難な仕事に専念できるからだ。

また、Cに位置するスタッフというのは、他のスタッフにかわいがられているというケースが非常に多い。つまらない仕事を引き受けてくれるからかわいがられるというのもあるし、単にかわいがられるキャラクターであることも多い。逆に言えば、かわいくないC=性格のよくないCは即刻排除してもよい。

さらに、Cの人は、BやAに教えてもらいながら仕事をすることが自然と多くなるのだが、人に教えるということは自分の勉強になると同時に、気分もなかなかいいものである。つまり、CがいるおかげでBやAが教えることによりいい気分をあじわいつつ、教えるという行為を通して勉強を行い、成長することができるのである。

  つまり、2:7:1まではまっしぐらに進む。2:7:1となった時、まずCの性格をみて、素直でかわいがられているようであればCは残し、さらに、Cの見えざる働きを積極的に評価するべきである。

世の中には駄目人間が必要であり、駄目な国が必要である。
駄目な国にも、頑張っている人間がいるということ。レベルは知らないが。
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