ユギオ2(その82)
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2008/11/25 00:28 投稿番号: [44819 / 73791]
投稿者:大介&直子
日本大使館の一室で海江田が一人で待っていた。面長で背が高く飄々とした感じの男であったが、以前よりは貫禄が増したなと三枝は思った。
「海江田審議官、こちらが危機管理室の三枝管理官で..」
川嶋が紹介しようとすると、海江田は川嶋を遮って、三枝に軽く会釈すると、カンに微笑みかけながら握手の手を差し伸べた。
「ようこそ、よくこられましたね..」
海江田の突然の言葉にカンは一瞬たじろいでいたが、すぐに微笑み、しっかりと握りかえしていた。
「ま、お話は武原首相と榊原先生から大体聞いた。あなたの父君とも会いましたよ..」
そう言いながら、海江田はソファに座るよう促してから、川嶋に
「あ、川嶋書記官、ご苦労。このお二人とちょっと込み入った話があるから、あとで呼ぶ..」
と告げた。川嶋が部屋から出ようとすると、
「あ、ちょっと待ってくれないか..」
海江田が呼び止めると、今度は三枝たちを見ながら、
「昼食はまだかな?」
「ええ、まだですが..」
三枝が答えると、海江田は時計を見ながら、
「腹が減ってはなんとかだ..。丁度いい、私もまだだ..。川嶋君、時間が過ぎているが、すまないが三人分用意してくれないか?
ここへ運んできてもらいたい..」
「はい、分かりました」
川嶋は部屋から出て行った。
「キゴさん、いやカンさんでしたね..」
海江田は、穏やかな視線をカンに浴びせた。
「はい..」
「あなたの情報は確かなようです。今、東京では対策を練っておりますが、中国が、特に胡政権が今回の事態にどう対処してくれるのか、3時45分に胡主席と会うことになっております。どうやら胡主席には、今回の北朝鮮の動きは初耳だったようです。あなた方は、胡主席に何をお望みですかな?」
海江田の口調は丁寧であったが、カンを鋭く観察していた。カンは、少し考えていたが、
「そうですか..、やはり胡主席は知らなかったのですか..」
カンは、また考えていたが、
「それならば、我々を全面的に支持してくださるよう、胡主席にお願い申し上げるつもりでおります..」
カンはそこまで言うと、海江田をジッと見た。
海江田は少し考えてから、
「さあ、それはどうですか..?
あなた方を中国が、いや、胡政権が支持しなければならない理由がありますか?」
んじゃ(´・ω・`)
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a4a4a4ha4a4a4h4z9qbeclga4xa5aba5a6a5sa5ha5c0a5a6a5sa1aa_1/44819.html