韓国:輸出立国の崩壊
投稿者: uberzeitgeist 投稿日時: 2008/11/15 22:27 投稿番号: [44397 / 73791]
韓国がひどい状態になってくるのは「来年の春頃から」と一週間前は考えていました。しかし、今は「早ければ12月中旬辺りから遅くても年明けから」と見方を変えました。
理由は欧米での消費の落ち込みが想定以上であることに加え、中国の生産の落ち込みがこれまた想定を上回っているためです。
欧米における需要の落ち込み方は異常な状態で今月下旬から始まるホリデー・クリスマスシーズンのショッピングは劇的に落ち込む恐れが出てきています。この影響は既に日本・韓国の輸出企業に出ています。
先週初め中国が極めて大きな経済対策を発表したのち木曜日に発表された10月の鉱工業生産は前年比+8.2%でした。9月の+11.4%、春先の+17.8%と比べると劇的なスローダウンです。
この数字が示唆する経済成長率はもはや8%成長というものではなく6-5%成長です。
8%を割り込むと沿岸部の都市に出稼ぎに来ていた人たちが故郷に帰ることとなりますが仕事がありません。このような人間が騒ぎ出す確率が跳ね上がります。中国指導部がもっとも恐れる事態です。そのため慌てて超大型経済対策を出したと推定されます(内容はよくわかりませんが)。
鉄鋼生産をみると8月までは前年比+1.2%でした。ところが9月は▲9.1%、10月は▲17.0%と落ち込みが大きくなっています。
鉄鋼石大手のリオティントの10月上旬の見方は「9月の落ち込みの半分は中国の金融引き締めの影響、半分は世界経済悪化の影響」というものでした。この見方を維持するのか否かを見ていく必要があります。
同じ頃、中国各地でフィールド調査を実施した欧州系銀行の非鉄アナリストの見解は銅の需要が想定以上に落ち込んでいるというものでした。
10月の数字でさらに劇的だったのは電力生産量が前年比マイナスに転じたこと。この10年間で初めてのことです。
中国・アジアを主要輸出市場にしている韓国の重化学工業、鉄鋼・石油化学・石油精製は甚大な影響を蒙るでしょう。主として欧米向けの自動車・家電・電子機器とともに輸出は総崩れとなるに違いありません。
石油価格が下落し輸入代金が減り、また、米国との通貨スワップで仕事の山を越えたと勘違いしている李とその経済チームは、韓国経済存立の基盤が崩壊しつつあることに当分の間気づかず、ウォンが9月末の安値を突き抜け1,500ウォン台を目指す動きとなってからようやく気づくことでしょう。
このところ欧米の証券会社は来年の韓国成長率を1%台と予測していますが、12月半ばか年明けにはマイナス成長に下方修正するでしょう。超大規模な財政出動しかありません。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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