麻生発「日中韓首脳会談」
投稿者: siodometaiwan1028 投稿日時: 2008/10/22 09:33 投稿番号: [42206 / 73791]
12月初めの日中韓首脳会談ですが、開催が実現すれば面白い事になりそうです。福田首相辞任で9月開催が流れた訳ですが、主要テーマが金融危機と北朝鮮問題となれば、各国の思惑が錯綜して興味深いところです。
<金融危機問題>
日本:既にG8の開催が政治日程化している中で積極的コミットを表明しており、日本の経験を踏まえて「資本注入」の必要性を強調、更に踏み込んで日本の外貨準備をIMFに組み込んで世界レベルでの救済策を提案
中国:自国経済の危機が進行する中で、国際協調路線から後退中。当初の米国債追加買い入れを反故にした上、二国間関係での支援もパキスタンに見る様に「拒否」の姿勢を鮮明化
韓国:自国が提案した自国救済の為の日中韓会談が事実上拒否され、米国との直接スワップや多国間スワップ枠の拡大策も無視されている。建前で支援国面をしながら実態は被支援国である事の対外整合性矛盾に苦しんでいる
こういった各国のポジションを考えると、麻生発日中韓首脳会談には両国とも積極的になれない事情が伺える。中国は新興国といえども巨額の外貨準備を抱え、最も警戒すべきは「外貨準備IMFへの拠出」=「日本路線」への協調を求められる事。出したくないし、日本に花を持たせるような事もしたくない。しかし、明確に拒否できるロジックをどう構成するのか、悩み深いところ。
韓国も同様で対外整合性矛盾から中国と同様に「日本路線」への協調を求められて断れば、実態が暴露されてたちまち窮地に陥る。又、自国提案を実質的拒否した両国に「二国間関係での支援」の可能性は無く、できるだけ先延ばし、あるいは国内事情による不参加が望ましい。
ざっと考えてみてこのような状況下では、「見ているほうは面白い」が「内容の無い会談」になるような気がしますね(笑)李明博がどんな顔で臨むのか、
早く見てみたい気がします。尚、北朝鮮問題についてはより一層複雑であり、両国連携しての「エネルギー支援への日本参加」要請などの可能性ほか、少しく考えてみたいと思います。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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