韓国の明日 - ユギオ2(その9)
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2008/10/15 22:19 投稿番号: [41630 / 73791]
投稿者:大介
ところが彼らからの情報は、あてにした以上に正確であったのである。ここにきて李は、北では金体制への不満が予想以上に根深く広がっていることを確信した。
駐韓米軍と韓国軍の大幅削減と義務兵役の廃止という李の大胆な政策は、北に油断を与えたのである。しかし、北のこの油断は長続きしないことを李は承知していた。六カ国協議が北の両班戦術で遅々として進展しない中、韓国としてまさかの事態に万全を期すことが大統領として自分に課せられた宿命であり、天命だと李は認識していた。
李が発表した民営化を含む小さな政府の実現と作戦権委譲・駐韓米軍韓国軍の大幅削減に関するロードマップの実現は、2010年をメドとしていた。それほど性急なものであった。特に兵役義務の全廃は、翌年度からとしてあった。李のこの決断に対して北からの見え透いた好意的な反応もあって、このロードマップの実現には国民大多数の支持を受けた。彼らには、北の周到な意図が見えなかったのである。
李は、朝鮮半島有事に際して米軍が関与すれば中国も関与せざるを得ないと認識していたから、韓国一国だけで対処すると米大統領に進言していた。その見返りとして、韓国軍の対北朝鮮軍に対する戦術と装備面での支援を強力に打診していた。米国は、影響が避けられない日本と密接に連携するすることを条件に、李の申し出を受諾した。
李は、米国のこの了解を受けて、信頼できる無名の軍事戦略専門家を民間企業社員を装わせ密かに米国と日本に常駐させ、まず近代化装備の調達と最新戦術の取得が優先された。同時にこのプログラムの具現化を急ぐため、有償供与される最新装備の運用と戦術を修得する人材も逐次極秘裏に派遣した。
韓国軍の近代化にともない、李の韓国軍大幅削減に隠された戦略と戦術は、やがて北にも知れることとなったが、主力となる装備はあくまでも極秘であったから、北は依然としてたかをくくっていた。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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