人力車と航空機
投稿者: uberzeitgeist 投稿日時: 2008/10/06 19:10 投稿番号: [40764 / 73791]
姜の為替政策は、あたかも人力車の車夫のようです。下だけを見て車を牽いており、水溜りがあればそれを避け石ころがあればそれも避け、右に行ったかと思えば左に曲がり、一体何処に向かって進んでいるのか皆目検討がつきません。
車上の客である李は、本来ならば遠くを見据え目的地をしっかり指示すべきところ、これまた目先の現象だけに捕われて「先制的対策が旨くいった」と褒めたかと思えば急遽「三ヶ国財務相協議」提案を指示する始末です。相変わらず思いつきと口先に明け暮れています。
本日ウォンは$=1,268まで下落しました。昨年後半は約930ウォンでしたから35%以上の下落です。
これを日本の$=円に引き直せば、昨年後半はざっくり見て$=116円だった為替が現在156円になったことに相当します。とんでもない円安です。いま韓国でこれが起きているのです。
GDP一人当たり20,000ドルはいまや35%切り下がっている計算になり13,000ドルでしょうか。米以外の生活物資・産業原材料のほとんどすべてを輸入に頼る日本・韓国のような国は為替が安定しなければ成り立ちません。
一時に比べれば食料・原料価格が下がったとはいえ、為替がこれ程安くなっては一般の基礎生活物資(大豆・小麦・コーンを原料にしている味噌・醤油・麺・パン・飼料等、および肉・牛乳等)とエネルギー・電力の値上げを抑えることはできないでしょう。
一方では景気が悪化し失業が増え、他方では生活費が際限なく上がるという状況が続けば、年末あたりに暴動が発生する恐れが出てきます。
79年の第2次石油危機当時に比べれば韓国経済の水準は底上げされており79年の釜山・馬山での暴動のようなことはないでしょう。しかし、現在はソウルに自営業者と称する貧困層が滞留しており、この層が騒ぎ立てないとも限りません。
ウォンがさらに売られ1,300ウォンを突き抜け一段安の構えを見せれば、為替政策を「ドル資金繰り対策」から転換し「民生安定対策」へと切り替える必要が出てくるでしょう、ある限りのドルをはたいて。
航空機の乗客である韓国の民衆は、暗闇のなかを有視界飛行していることも、また、操縦士・副操縦士が場当たり操縦していることも知りません。
それとともにお囃子方のメディアも国際金融市場のことは皆目分からず政府の回覧板以上の働きはありません。何時山に激突するかも知れないというのに。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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