破綻・身売りの影響
投稿者: uberzeitgeist 投稿日時: 2008/09/29 20:34 投稿番号: [40342 / 73791]
この9月だけで消えていった金融機関を数え上げてみると、米国4社欧州3社、合計7社に上ります(フォルティスを入れれば8社)。さらにワコビアの身売り話があります。
これだけ大きな金融機関が一度に破綻・身売りをするとコンピュータ・システムサービス業界は相当大きな打撃を受ける筈です。事務機器業界も同じです。
合併会社はシステム接続のための準備に入るでしょうが新規投資は当分控えるでしょう。この先まだまだ破綻・合併があるでしょうからコンピュータ・システムサービス・事務機器業界は暫く冬の時代となりそうです。半導体・製造装置も同じです。
ケータイもこの春から先進国向け高級機種はさっぱりとなり新興市場向けの低価格機種中心となりました。この傾向に拍車がかかるだけでなく、そのうち新興市場の勢いも衰えてくるでしょう。関連の電子部品業界も当分の間低迷を余儀なくされそうです。
9月の米国自動車販売動向が注目されます。一段と大きく落ち込むようだと、トヨタは11月上旬までの予定だった二つの米国工場の休業をさらに延ばす必要が出てくるでしょう。
トヨタ生産方式は米国に根付きました。今度は、トヨタ労使一体経営が米国において真価を問われます。「従業員を解雇せず何時まで休業中も賃金を払い続けるのか」これを米国すべての経営者が見守っています。
今回の不況をトヨタ方式で乗り切った場合、恐らく米国における経営のあり方に大変革をもたらす契機となるでしょう。トヨタは絶賛され、ビッグスリーは見向きもされなくなるに違いありません。トヨタの勝負所です。
韓国では、サムスン・現代自動車は生きるか死ぬかとなるに違いありません。10月からは米国・欧州向け輸出が一層ガタ減りとなるでしょう。加えて、新興市場で自動車販売が失速しています。現代自は中国・インド・ロシア・東欧と工場を作り過ぎました。
90年日本でバブルが弾けたとき、4-9月期は大きな影響は金融界以外にはありませんでした。しかし、8月のイラクによるクゥエート侵攻で株価が暴落し、「もう戻りはない」と皆が諦めた10月からドスンと銀座の呑み屋の売り上げが落ちました。企業が下期から一斉に交際費を切ったのです。
これと同じ諦め現象が米国では10月から、恐らくコンピュータ・システムサービス・事務機器・ケータイ・自動車・航空会社・ホテル業界に出てくるでしょう。金融機関のみならず他の業界も一斉に身構え設備投資をさらに絞り込み必要最低限の発注によって在庫を極力持たぬようにし不要不急の出張をさらに減らすに違いありません。
消費者も同じでしょう。10月からは相当厳しい環境となりそうです。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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