リーマン出資をめぐって
投稿者: uberzeitgeist 投稿日時: 2008/09/03 18:10 投稿番号: [38528 / 73791]
先週月曜日、マーケットに噂が流れそれをキッカケにウォンは大きく売られました。その前週末明らかになった、韓国産業銀行(国策銀行)のリーマン出資に関する噂です。
「産業銀行が出資をせざるを得ないのは、リーマンが韓国金融システムに深く関与しており、リーマンが潰れると韓国金融システムもおかしくなるのではないか」という内容です。
先週、金融監督当局が「国策銀行が海外の投資銀行に出資することは望ましくない」と否定的な立場を表明したにもかかわらず、本日の朝鮮日報には、産業銀行が二つの民間銀行を出資コンソーシアムに参加させることを検討中との記事が載っています。
さらに不可解なのは、午後の連合ニュースには、「昨日産業銀行の頭取が民間銀行の出資も検討中と述べたにもかかわらず、本日、三つの民間銀行はコンソーシアム参加を否定」と報じていることです。
これは監督当局が立場を翻し賛成に回ったことを示しており、当然、「国策銀行が海外の投資銀行に出資することは望ましくない」という原則を放棄してまで賛成に回ったのは何故かという疑問を呼び起こし、同時に、リーマン出資についての負担を民間にも負わせたい産業銀行に対し民間銀行が抵抗していることを表しています。
米国の投資銀行は現在負債レシオを引き下げています。金融危機以前は33倍前後、現在は20倍台前半だと言われています。今後もさらに引き下げざるを得ないでしょう。
今回の危機を乗り越え生き延びることが出来たとしても、自己資本利益率は大幅に低下し、そのような投資銀行にいまどき出資すること自体が解せません。「やはり何かあるのでは」と考えざるをえません。癒着の世界では、経済合理性以外の力が働きます。産業銀行のリーマン出資については韓国金融システムの今後を見ていく点からもウォッチングする必要がありそうです。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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