湾岸詣での必要性
投稿者: uberzeitgeist 投稿日時: 2008/08/28 16:29 投稿番号: [37898 / 73791]
韓国が通貨危機に陥った1997-98年当時と現在の外部環境を比べてみると、幾つかの違いがあります。
①現在、国際金融・資本市場は戦後最大の危機にあり、何時この危機が終息するか見通しは立っていません。既に欧米の金融資本は疲弊しており危機が終わったとしても以前のように動くことは出来ないこと
②日本においては、当時は大蔵省の行政指導が生きており民間銀行を指導することが出来たが、現在は事後行政に変わっていること。
さらに、日本の金融業界の判断・行動基準が様変わりになったこと。昨秋、米国の金融業界がサブプライム関連商品の買取りファンド設立資金50億ドル出資を日本の銀行業界に要請してきたとき、日本の銀行は株主に対し説明がつかず株主代表訴訟を起こされる恐れが高いとして断わりました
③その代わり、産油国・中国等のWealth Fundが台頭しており、資金提供者の役割を期待できること
④1998年当時、欧米においてロシア危機・LTCM危機・ブラジル危機と金融・資本市場は揺れ動いたが実体経済は健全であり、翌年からITバブルの最終局面となり韓国は輸出主導で急回復できた。現在は、欧米日の内需はほぼ潰れた状態であること
今回、韓国が通貨危機に陥った場合、欧米の金融資本は動くに動けず、日本の金融資本は判断基準が欧米型に近づき利益率が高いと判断すれば資金貸与に動くでしょうが、「面倒をみる」という行動様式ではもう動かないこと。そうすると韓国としては、好き嫌いを言っておれず、一方では中国との関係を深めざるを得ず、他方ではそれとのバランスを取る必要から今からでも中東湾岸諸国詣でをすぐスタートさせる必要があるでしょう。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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