「一の太刀」 - 解説(1)
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2008/08/27 23:49 投稿番号: [37848 / 73791]
投稿者:直子
爺が解説しなさいって^^;
では、解説いたします。
これは、私が相手に袈裟懸けに斬りこむという約束動作です。
(1)構え
私:左足を半歩前に出し、左拳をみぞおちからやや離して刀身を右肩に担ぐように構えます。これを右八双(八相)といいます。映画では、左拳も刀身も右へ身体から離して構えていますが、見た目はすごくても、動作が大きくなり、スキが大きくなります。
相方:私のこの構えに有効なのは、私をどう誘い、どう反撃するかで決まります。やや高めの正眼、相八双、脇構え、そして左右上段です。正眼の構えは、切先が相手の身体の中心線上にあり、そのまま伸ばせば相手の咽喉部に当たります。小手を警戒するため、やや右手側に傾ける構え方もあります。やや高めの正眼は、切先をそのまま伸ばせば相手の顔面を捉える構えです。今回は、剣道の構えの主流である正眼の構え、それもやや高めの正眼にします。
(2)最初の攻撃
私:私から攻撃を仕掛けることが約束ですから、私から果敢に間合いを詰めていきます。この場合の気攻めは大変大切です。詰めるためには、私から動かなければなりませんから、動くこと自体がスキになります。ですから、相手がふいに私の動作の端を捉えて攻撃してきても応じられる、反撃できる体制と気構えで間を詰めます。一足一刀の間合いに入りました。一足一刀の間合いとは、一歩踏み込みながら刀を振り下ろせば、相手を斬ることが出来る間合いのことを言います。
そのまま相手を気で攻めました。相手に一瞬心の変化が見て取れました。すかさず私は右足をやや大きく前にすり出し刀を「ヤー」とばかりに振り下ろします。相手がそのままでしたら、私に斬られてしまいます。相手が紙一重に退けば、私の刀は空を切り、その瞬間、相手はしめたとばかりに私に反撃してくるでしょう。退かずに逆に前に出て私が切り下す刀をしのぎ反撃してくる知れません。相手は、私の斬りこみにどうしのぐのでしょうか?
これにより私の危険度は大きく違います。相手に決定的なミスがないかぎり、思い切って切り込むことはありません。相手に決定的なミスがあれば、この時点で私の勝ちです。ミスにはいろいろありますが、ここでは省きます。今回は、相手は相当な使い手という想定です。ですから、私は袈裟懸けに切り込みながら相手の反応をうかがいました。相手がわずかに退けば、これに合わせてすかさず突きに行くはずでした。
<続く>
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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