narurinさんの提起する困難な問題
投稿者: may7idaho 投稿日時: 2006/10/08 06:29 投稿番号: [3764 / 73791]
>日本という国の実力を感じ、福祉が充実していても、救えないことがあり、それが、競争の結果だと分かっていても、痛々しい現実に胸は痛みます。<
narurinさんのおっしゃっている事は、日本人の多くも共有している事なのだろうと思います。
戦前、戦後、なけなしのお金で恩知らずの朝鮮を助けたり、日本人やアメリカ人だけが持っている特有の優しさではないかと思いますが・・・
租税負担23%、消費税5%の日本と、租税負担70%余、消費税25%のスウェーデン。福祉の面で、制度的に優れた点も若干はあるスウェーデンですが、経済は行き詰まり、社会は荒廃しています。
私は、どちらが良かったのかと問われれば、日本、と即座に答えます。
日本は、実際の高齢者の大半は、年金もきちんと生活給以上が支払われており、国の経済、個人経済がしっかりしている事もあって、世界で一番豊かに暮らしている事は否定できません。
以下は、スウェーデンで、実際に介護に携わった方の手記です。
『高社会福祉の国とまで言われたスウェーデンも、専門家達が研究し、1992年に「エーデル改革」と言われるものを実施しました。簡単に説明すれば、年々経費が増加する医療問題や障害者対策の改革案です。
これにより、全国の自治体は我先にと施設や介護の民営化を推進し、歳出の節約に努めだした。民営化により、コミューンから高齢者介護などを引き継いだ福祉企業は、なんらかの利益を求めるようになりました。
民営化にあたっては、国によって定められた介護規定に関する基準を守る事が契約の条件。介護内容を経費節約のために変更することは出来ません。その結果、経費節約は人員整理によるしかなく、各施設では毎年数人ずつの人員整理を実施せざるを得なくなりました。
人員整理を進めたあげく、職員不足となり、1人の老人に対応する時間も短縮され、十分な介護が出来なくなった。
職員不足のせいで、入居者の希望を受け入れて対応する時間は短くなりました。今までは日課であった職員と老人たちとの散歩や買い物は少なくなり、現在では施設によっては、1週間に1回どころか、1ヶ月に1度も外出したことのない老人が増加。ひどいケースですと、20人の入居者にたった1人の職員で対応していたという事例もありました。
介護職員が人居者に暴力をふるうような事件も起こりました。多くの施設では、散歩による運動はなくなり、老人たちの顔は青白くなり、元気のない姿が見られるこのごろです。当然運動不足となり、足腰が弱くなります。
老人1人ひとりに対して十分に時間をかける事ができないため、必要な処置も後回しにされます。床ずれをした入居者の介護もままならず、糞尿の処理もされないままのことがあります。職員のストレスはたまるのみで、介護に関するミスが多くなりました。時には老人が鳴らすエマージェンシー・コールに対する処置が悪く、死亡した例もあるほどです。
家族からの苦情も増加しました。またあるサービスハウス(24時間介護サービス付き高齢者住宅)では、数日間、入居している老人から職員に何らの連絡がないのにもかかわらず、職員の誰もそれを気にしませんでした。実は老人はベッドから落ちたまま、怪我による出血と水分不足から、一人床の上で死亡していた。それが現実のスウェーデン高齢者福祉の一面でもあります。
家族からの苦情が多くなった事などから、営業の許可を取り消されたところも少なくありません。
施設の受け入れ態勢が出来ていないために、老人は行くところがなく、そのまま自宅介護となります。
介護してくれる家族がいない老人にとっては、一日の楽しみはホームヘルパーの訪問のみ。しかし、それすらも訪問回数が減るなどの経費節約の波が押し寄せています。宅配された冷えた料理を一人寂しく食べているのが現状です。そのために、食事を少ししか食べなかったり、時には何も食べない老人が多くなり、栄養失調になる人が増加しています。
社会省がこのほど発表した資料によると、10人のうち4人の介護職員は介護教育を全く受けていないか、または十分な教育を受けていないとされています。また2015年には、きちんと教育を受けた介護職員が約20万人不足するだろうと予測しています。
高齢者施設のみでなく、病院の経費節約も政治家たちの目標となっています。エーデル改革後、経費節約を目的として、全国で10以上の総合病院が閉鎖されました。これは手術などを受ける際に待機期問が長くなることを意味します。待機中に死亡した患者もいるなど、高福祉社会のスウェーデンは何処にあるのかと疑わざるを得ない状況になってきています。』
http://fukushi-sweden.net/news/2005/sweden.fukushi.05.htm
narurinさんのおっしゃっている事は、日本人の多くも共有している事なのだろうと思います。
戦前、戦後、なけなしのお金で恩知らずの朝鮮を助けたり、日本人やアメリカ人だけが持っている特有の優しさではないかと思いますが・・・
租税負担23%、消費税5%の日本と、租税負担70%余、消費税25%のスウェーデン。福祉の面で、制度的に優れた点も若干はあるスウェーデンですが、経済は行き詰まり、社会は荒廃しています。
私は、どちらが良かったのかと問われれば、日本、と即座に答えます。
日本は、実際の高齢者の大半は、年金もきちんと生活給以上が支払われており、国の経済、個人経済がしっかりしている事もあって、世界で一番豊かに暮らしている事は否定できません。
以下は、スウェーデンで、実際に介護に携わった方の手記です。
『高社会福祉の国とまで言われたスウェーデンも、専門家達が研究し、1992年に「エーデル改革」と言われるものを実施しました。簡単に説明すれば、年々経費が増加する医療問題や障害者対策の改革案です。
これにより、全国の自治体は我先にと施設や介護の民営化を推進し、歳出の節約に努めだした。民営化により、コミューンから高齢者介護などを引き継いだ福祉企業は、なんらかの利益を求めるようになりました。
民営化にあたっては、国によって定められた介護規定に関する基準を守る事が契約の条件。介護内容を経費節約のために変更することは出来ません。その結果、経費節約は人員整理によるしかなく、各施設では毎年数人ずつの人員整理を実施せざるを得なくなりました。
人員整理を進めたあげく、職員不足となり、1人の老人に対応する時間も短縮され、十分な介護が出来なくなった。
職員不足のせいで、入居者の希望を受け入れて対応する時間は短くなりました。今までは日課であった職員と老人たちとの散歩や買い物は少なくなり、現在では施設によっては、1週間に1回どころか、1ヶ月に1度も外出したことのない老人が増加。ひどいケースですと、20人の入居者にたった1人の職員で対応していたという事例もありました。
介護職員が人居者に暴力をふるうような事件も起こりました。多くの施設では、散歩による運動はなくなり、老人たちの顔は青白くなり、元気のない姿が見られるこのごろです。当然運動不足となり、足腰が弱くなります。
老人1人ひとりに対して十分に時間をかける事ができないため、必要な処置も後回しにされます。床ずれをした入居者の介護もままならず、糞尿の処理もされないままのことがあります。職員のストレスはたまるのみで、介護に関するミスが多くなりました。時には老人が鳴らすエマージェンシー・コールに対する処置が悪く、死亡した例もあるほどです。
家族からの苦情も増加しました。またあるサービスハウス(24時間介護サービス付き高齢者住宅)では、数日間、入居している老人から職員に何らの連絡がないのにもかかわらず、職員の誰もそれを気にしませんでした。実は老人はベッドから落ちたまま、怪我による出血と水分不足から、一人床の上で死亡していた。それが現実のスウェーデン高齢者福祉の一面でもあります。
家族からの苦情が多くなった事などから、営業の許可を取り消されたところも少なくありません。
施設の受け入れ態勢が出来ていないために、老人は行くところがなく、そのまま自宅介護となります。
介護してくれる家族がいない老人にとっては、一日の楽しみはホームヘルパーの訪問のみ。しかし、それすらも訪問回数が減るなどの経費節約の波が押し寄せています。宅配された冷えた料理を一人寂しく食べているのが現状です。そのために、食事を少ししか食べなかったり、時には何も食べない老人が多くなり、栄養失調になる人が増加しています。
社会省がこのほど発表した資料によると、10人のうち4人の介護職員は介護教育を全く受けていないか、または十分な教育を受けていないとされています。また2015年には、きちんと教育を受けた介護職員が約20万人不足するだろうと予測しています。
高齢者施設のみでなく、病院の経費節約も政治家たちの目標となっています。エーデル改革後、経費節約を目的として、全国で10以上の総合病院が閉鎖されました。これは手術などを受ける際に待機期問が長くなることを意味します。待機中に死亡した患者もいるなど、高福祉社会のスウェーデンは何処にあるのかと疑わざるを得ない状況になってきています。』
http://fukushi-sweden.net/news/2005/sweden.fukushi.05.htm
これは メッセージ 3728 (narurin さん)への返信です.