企画財政部長官
投稿者: uberzeitgeist 投稿日時: 2008/08/19 18:32 投稿番号: [37366 / 73791]
ウォン相場の本日終値は$=1,049ウォン。6・7月に実施した介入効果がほぼすべて帳消しとなりました。8月も介入しているようですが7月上旬のような力強さはありません。外貨準備を減らしただけに終わりました。企画財政部長官の姜に対する批判が出てくるでしょう。
1,055ウォンあたりまで売られると次の目標値は1,120ウォンとなります。引き金となるのは恐らく株式市場でしょう。本日の株式市場は26ポイント安の1,541ポイント。さらに売られ指数が1,500ポイントを下回り、「もう1,500ポイント回復はない」との見通しが台頭すると、外人投資家は売り姿勢を一段と強め、これと連動する形で一気に1,100ウォンを目指す動きに入るでしょう。
昨年後半のウォン相場はざっくりみて930ウォン。現在の水準はそれから13%安、1,120ウォンならば20%安となります。昨年後半にドルを借り入れウォン転し国内で運用した金融機関は、現在の水準ならば13%余計にウォンを出さないと借入元本を返せないこととなり加えて利子を上乗せしなければなりません。利益はすべて吹っ飛ぶことでしょう。
一年限りで返済するつもりの金融機関はヘッジしている筈ですから問題ありません。しかし、大半の金融機関は借換えを予定していたと推定されます。現在の国際金融市場はもはや1年という長い期間の貸付を許す状況ではなく、リスクプレミアムを払い1ヶ月物で借換えができれば上出来で、1週間でもどうかという状況でしょう。それも財務内容のいい金融機関に限られます。
1997年当時は、事業会社は調達した外貨をウォン転し過剰な設備投資を実施し、金融機関は外貨をロシアに投資しておりました。資金返済を迫られた金融機関はロシアから急激に資金を引き上げ、これが1998年のロシア国債のデフォルトの一因となりました。今回、国内に持ち込みウォン転しているとすると消費者金融への貸付原資となっていると推定され、海外で運用しているとするとサブプライム関連の商品で運用している可能性がありますが、私が見落としているのか、不思議と評価損を償却したという記事は目にしません。
来年の経済成長率が5%などと寝ぼけたことを言ってないで、姜は目を覚まし、金融機関の資産内容を連結レベルで精査する必要があるでしょう。
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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