焼肉幻想いまだ健在
投稿者: okasaki131 投稿日時: 2008/06/28 11:31 投稿番号: [35468 / 73791]
焼肉幻想いまだ健在
2008年6月26日
筆者 鄭銀淑
韓国的な味覚の代表は? と問われたら、私は迷わずこのイイダコ焼きを挙げる。メニューには他にホタテの貝柱焼きもある 日本人を案内して「ハズレ」がないのは、牛焼肉ではなく豚焼肉。最近は日本でも豚焼肉を出す店が増えたので、「え〜っ、豚肉?」と不満をもらす人も少なくなった
「韓国の牛焼肉は日本の焼肉とは別物なので、あまり期待し過ぎないように」
私がガイドブックにこんなふうに書いたのは、“韓流”も“ヨン様”もなかった99年のことでした。97年末に日本留学から帰国してから、日本の友人たちがソウルによく遊びに来たのでガイドを務めたのですが、「本場の焼肉は美味い」と本音で言った人は、ほとんどいませんでした。
韓国の牛焼肉は、「日本と比べて割安感がない(ウォン高のときは特に!)」「日本の上カルビ、特上カルビのような霜降りのやわらかい肉には出合いにくい」「葉っぱで肉を包むのは健康面では好評だが、肉料理を楽しんでいる気がしない」
韓国の牛焼肉を食べた日本人が「……」となるのは、上記のような理由からだと思います。2002年のワールドカップ前後から、韓国の食に関する情報が活発に飛び交うようになってきました。同時に牛焼肉の真実もかなり明かされるようになってきたのですが、2008年の今になっても、私が案内する日本のみなさんのほとんどが牛焼肉を食べたがります。日本の焼肉店の多くが「南大門」のように韓国を想起させる店名なので、しかたがありませんね。
焼き肉と聞くだけで興奮する若い人たちなら、つきだしがいっぱい添えられる韓国式でも満足してもらえるのですが、30代以上の舌の肥えた人たちと韓国牛焼肉をともにするときは、「やめたほうがいいのに……」「でも、韓国に来て焼肉を食べずに帰れないという気持ちもわかるし…」と悩んでしまいます。
「どうしても焼肉!」と言う人には、サムギョプサル(味付けしていない豚バラ肉)、テジカルビ(甘辛く味付けした豚肉)などの豚焼肉をおすすめします。日本でも増えてきた豚焼肉専門店と比べても割安感があり、私が案内した日本の人はみな喜んでくれました。
しかし、私が牛焼肉の代わりに強くおすすめしたいのは、豚焼肉ではなくチュクミ(イイダコ)のプルコギです。韓国南西部は微生物が豊富な干潟に接していて、そこでとれるイイダコは滋養豊かでとても美味しいのです。忠武路の極東ビル近くにある専門店では、全羅南道産のイイダコを唐辛子、ニンニク、ゴマ油をたっぷり使ったタレで味付け、炭焼きにして食べます。タコの脚がクルクルとなったら食べ頃。焼肉同様、そのまま食べてもよし、サニーレタスで包んで食べてもよしですね。イイダコと甘辛いタレが焼ける匂いを嗅いでいると、韓国人なら焼酎、日本人ならビールが飲みたくなるでしょう。
http://www.asahi.com/international/seoul/TKY200806260159.html
2008年6月26日
筆者 鄭銀淑
韓国的な味覚の代表は? と問われたら、私は迷わずこのイイダコ焼きを挙げる。メニューには他にホタテの貝柱焼きもある 日本人を案内して「ハズレ」がないのは、牛焼肉ではなく豚焼肉。最近は日本でも豚焼肉を出す店が増えたので、「え〜っ、豚肉?」と不満をもらす人も少なくなった
「韓国の牛焼肉は日本の焼肉とは別物なので、あまり期待し過ぎないように」
私がガイドブックにこんなふうに書いたのは、“韓流”も“ヨン様”もなかった99年のことでした。97年末に日本留学から帰国してから、日本の友人たちがソウルによく遊びに来たのでガイドを務めたのですが、「本場の焼肉は美味い」と本音で言った人は、ほとんどいませんでした。
韓国の牛焼肉は、「日本と比べて割安感がない(ウォン高のときは特に!)」「日本の上カルビ、特上カルビのような霜降りのやわらかい肉には出合いにくい」「葉っぱで肉を包むのは健康面では好評だが、肉料理を楽しんでいる気がしない」
韓国の牛焼肉を食べた日本人が「……」となるのは、上記のような理由からだと思います。2002年のワールドカップ前後から、韓国の食に関する情報が活発に飛び交うようになってきました。同時に牛焼肉の真実もかなり明かされるようになってきたのですが、2008年の今になっても、私が案内する日本のみなさんのほとんどが牛焼肉を食べたがります。日本の焼肉店の多くが「南大門」のように韓国を想起させる店名なので、しかたがありませんね。
焼き肉と聞くだけで興奮する若い人たちなら、つきだしがいっぱい添えられる韓国式でも満足してもらえるのですが、30代以上の舌の肥えた人たちと韓国牛焼肉をともにするときは、「やめたほうがいいのに……」「でも、韓国に来て焼肉を食べずに帰れないという気持ちもわかるし…」と悩んでしまいます。
「どうしても焼肉!」と言う人には、サムギョプサル(味付けしていない豚バラ肉)、テジカルビ(甘辛く味付けした豚肉)などの豚焼肉をおすすめします。日本でも増えてきた豚焼肉専門店と比べても割安感があり、私が案内した日本の人はみな喜んでくれました。
しかし、私が牛焼肉の代わりに強くおすすめしたいのは、豚焼肉ではなくチュクミ(イイダコ)のプルコギです。韓国南西部は微生物が豊富な干潟に接していて、そこでとれるイイダコは滋養豊かでとても美味しいのです。忠武路の極東ビル近くにある専門店では、全羅南道産のイイダコを唐辛子、ニンニク、ゴマ油をたっぷり使ったタレで味付け、炭焼きにして食べます。タコの脚がクルクルとなったら食べ頃。焼肉同様、そのまま食べてもよし、サニーレタスで包んで食べてもよしですね。イイダコと甘辛いタレが焼ける匂いを嗅いでいると、韓国人なら焼酎、日本人ならビールが飲みたくなるでしょう。
http://www.asahi.com/international/seoul/TKY200806260159.html
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.