3000億円発電所がただの貯水池に?
投稿者: okasaki131 投稿日時: 2008/05/19 09:54 投稿番号: [34346 / 73791]
3000億円投じた発電所がただの貯水池に?
今月1日午前10時30分、江原道麟蹄郡麒麟面の襄陽揚水発電所。深夜電力でモーターを回し、水を同道襄陽郡西面の下部ダムから上部ダムにくみ上げた後、それを落として発電する時間だ。この時間は上部ダムの水位が最も高くなっているはずだが、海抜932メートル地点に建設された上部ダムの人工湖は満水とは程遠い状態だった。
ダムの壁面に刻まれている目盛りで確認したところ、水位は23メートルだった。これでは最高水位34メートルに11メートルも足りない。水が少ないため、土や石も見える。この日、ここは深夜電力を利用した揚水発電所とは呼べない状況だった。深夜電力が不足し水を十分にくみ上げられず、翌日午前に1時間半ほど水をくみ上げただけだったからだ。
割安な深夜電力が使えなければ、揚水発電所の存在意義はなくなる。今、水をくみ上げるのに必要な電力は、揚水発電で生産した電力よりも約25%多くかかるという。稼動させるほど損なのだ。
2006年の完工当時、襄陽揚水発電所は1時間当たり電気100万キロワットを生産し、その能力は原子力発電所第1号機に匹敵するものだった。フル稼働なら江原道全域に電気が供給できる容量だ。
しかし、発電1年目は容量の6.05%、昨年は4.09%を使用した。1兆1000億ウォン(約1111億円)を投じ建設された揚水発電所は、昼には「開店休業中」、夜は「熟睡中」というわけだ。
◆揚水発電所はどこも開店休業中
「開店休業中」というのは襄陽揚水発電所だけの話ではない。京畿道加平郡清平面、全羅北道茂朱郡、慶尚南道山清郡など、全国6カ所の揚水発電所でもまったく同様のことが起きている。電力取引所の資料によると、この揚水発電所6カ所における昨年の発電施設利用率は平均3.99%に過ぎなかった。03年に9.29%だった利用率は毎年大幅に下がっている。
もちろん、揚水発電は機動性があり、出力調節も容易であることから、予備電力という機能も持ち合わせている。知識経済部(省庁の一つ)はこうした点を考慮し、揚水発電所の発電施設利用率が約20%に達すれば適正な水準だと見なしている。しかし、現在の揚水発電所の利用率は適性水準の5分の1にも達していない。
エネルギー経済研究院のノ・ドンソク博士は「最近の原油高傾向や電力需要形態などを考えると、当分の間は改善の余地がない」と話す。
パク・ジョンセ記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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