オランダ、ベルギー
投稿者: may7idaho 投稿日時: 2008/02/03 10:07 投稿番号: [30667 / 73791]
>オランダに行った時、訪問先の社員から「オランダでは最低5ヶ国語を話せなければ良い仕事に就けない」と聞かされました。
あの国は昔から外国との交易が主であり、外国語の習得はオランダ人として必須事項なのですね。<
う〜ん、ちょっと違った一面もありますね・・・
あの辺りは、歴史的な背景も、あまりにも特殊で、まだ生々しいところがあります。
オランダ、ベルギー近辺は、ローマ帝国の時代は、ゲルマン側とローマ側の「国境線」地帯で、当時から両方の言語を使わざるを得ませんでした。さらに、ヴァイキングが入り込み・・・
その後、オランダは16〜17世紀にかけて1世紀近く続いた「オランダ独立戦争」でスペインからの独立を果たしたんですが、言語、伝統を守る貴族が殆ど殺されてしまって、その殺戮の1世紀で民族、言語アイデンティティを大きく毀損した。
その後、19世紀にオランダからベルギーが独立する(フランス語圏のベルギーはオランダによる支配に抵抗)、
そして、今また、そのベルギーが分割される可能性が非常に高くなってます。
『2007/11/13
仏蘭国民の半数が合併支持=ベルギー「分割」なら−世論調査
【ブリュッセル12日時事】北部オランダ語圏と南部フランス語圏の対立を背景とした政局危機が続くベルギーでは、南北分割論も浮上しているが、国境を接するオランダとフランスの世論調査で、分裂すればそれぞれの地域との合併を支持するとの回答が半数前後に達した。』
オランダはオランダで、イスラム系住民がオランダからの分離独立を画策していますし、また、オランダ、ベルギーは、ドイツに絶望したドイツ人が大量に流入していて、富裕層、専門職の人間がオランダ、ベルギーから逆に逃げ出す等の現象があり、さらに不安定な状況に拍車がかかってます。
EUが持つ建前論とユーロ経済によって、ドイツ等が脆弱化したツケが、オランダ、ベルギー、東欧、バルト三国(東欧やバルト諸国では医者や看護士資格者が西欧側に一斉に移住、病院閉鎖が相次ぐなど、専門職、有能労働者が消滅)にツケとなって現れ、それが、また、ドイツの国内窮乏に拍車をかけ、結果的に小国の分裂に至っていると思いますが。
オランダ、ベルギーの言語状況は、ちょっと特殊すぎるかも知れません。
つまり、一民族が複数言語を使っているのではなくて、元々、言語系統が違う人々が一つの国家の中に組み込まれていると言った方が良いように思いますが・・・
EUの幻想は、周辺国から崩壊し始めているんですよ。
これは メッセージ 30659 (toori_0318_sugari さん)への返信です.
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