中国海軍の進出?
投稿者: hp2077kwc 投稿日時: 2007/12/25 15:50 投稿番号: [28381 / 73791]
海上自衛隊のインド洋補給活動を中国海軍が取って代わり、日本の孤立がまた進む。ウリラナンバーワンとホルホルしているうちに、世界の潮流から取り残されてゆく老齢国家日本。
>【正論】中国軍事専門家・平松茂雄 海自補給を中国軍が代行?
2007.12.25 02:48
このニュースのトピックス:正論
■インド洋でも十分の活動能力
≪30年以上の海上実績≫
日本の海上自衛隊がインド洋での給油活動を停止したことに関連して、中国海軍がこの活動を代替するのではないかとの見方がにわかに出てきた。それに対し、中国海軍の洋上補給能力を過小評価する見方がある。その論議をみていると、中国の軍事力に対する相も変わらぬ無知あるいは過小評価を感じないわけにはいかない。
中国海軍の洋上補給活動は近年になって始まったものではなく、30年以上に及ぶ歴史を持っている。1980年5月、中国は南太平洋のフィジー島近くの海域に向けて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施した。
この時、大陸間弾道ミサイルを追跡・誘導する科学観測艦「遠望」号とそれを支援する海洋調査船、サルべージ船、洋上給油艦など6隻の艦艇からなる観測船団が2組編成され、さらに2組の船団を護衛する6隻の「旅大」級ミサイル駆逐艦が随伴した。
観測船団は上海を出港してわが国の沖縄本島と宮古島の間の海域を通って太平洋を縦断し、フィジー島近海海域でミサイル実験を追跡する実験に従事した後、同じ海域を通って上海に帰港した。40余日の航海であったが、その間2隻の洋上給油艦は60余回船団の艦艇に洋上給油したと報じられた。
≪日本側専門家の甘さ≫
当時筆者がこの事実をある海上自衛隊の幹部に話して意見を求めたところ、「中国のやっているのは、補給艦の後部から補給を受ける縦向きのやり方で、あんなのは駄目だ。海上自衛隊では補給艦と受給艦が横に並んで行っている。横向きの補給は高度の技術が必要で、中国海軍にはとても無理」と、言下に切り捨てたのである。
当時筆者は相模湾で海上自衛隊の洋上補給訓練を何回か見学したことがある。大きさが違い、速度の異なる2隻の艦艇が、至近距離で同じ速度で一定の間隔を保って、燃料、水、各種物資を補給することが簡単でないことは理解できる。
だが中国ができないと決め付けるのは暴言である。その時筆者は「中国をばかにしていると、そのうち中国もできるようになりますよ」と述べた。
80年代に入ると、中国海軍は南シナ海、西太平洋で長期間に及ぶ大規模な軍事演習をしばしば実施するようになり、また85年には海軍艦艇部隊がパキスタン、バングラデシュ、スリランカを友好訪問した。こうした軍事演習や友好訪問ができたのは、「縦向き」とはいえ、洋上補給艦が洋上で各種物資の補給を行ったからである。
つづく
>【正論】中国軍事専門家・平松茂雄 海自補給を中国軍が代行?
2007.12.25 02:48
このニュースのトピックス:正論
■インド洋でも十分の活動能力
≪30年以上の海上実績≫
日本の海上自衛隊がインド洋での給油活動を停止したことに関連して、中国海軍がこの活動を代替するのではないかとの見方がにわかに出てきた。それに対し、中国海軍の洋上補給能力を過小評価する見方がある。その論議をみていると、中国の軍事力に対する相も変わらぬ無知あるいは過小評価を感じないわけにはいかない。
中国海軍の洋上補給活動は近年になって始まったものではなく、30年以上に及ぶ歴史を持っている。1980年5月、中国は南太平洋のフィジー島近くの海域に向けて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施した。
この時、大陸間弾道ミサイルを追跡・誘導する科学観測艦「遠望」号とそれを支援する海洋調査船、サルべージ船、洋上給油艦など6隻の艦艇からなる観測船団が2組編成され、さらに2組の船団を護衛する6隻の「旅大」級ミサイル駆逐艦が随伴した。
観測船団は上海を出港してわが国の沖縄本島と宮古島の間の海域を通って太平洋を縦断し、フィジー島近海海域でミサイル実験を追跡する実験に従事した後、同じ海域を通って上海に帰港した。40余日の航海であったが、その間2隻の洋上給油艦は60余回船団の艦艇に洋上給油したと報じられた。
≪日本側専門家の甘さ≫
当時筆者がこの事実をある海上自衛隊の幹部に話して意見を求めたところ、「中国のやっているのは、補給艦の後部から補給を受ける縦向きのやり方で、あんなのは駄目だ。海上自衛隊では補給艦と受給艦が横に並んで行っている。横向きの補給は高度の技術が必要で、中国海軍にはとても無理」と、言下に切り捨てたのである。
当時筆者は相模湾で海上自衛隊の洋上補給訓練を何回か見学したことがある。大きさが違い、速度の異なる2隻の艦艇が、至近距離で同じ速度で一定の間隔を保って、燃料、水、各種物資を補給することが簡単でないことは理解できる。
だが中国ができないと決め付けるのは暴言である。その時筆者は「中国をばかにしていると、そのうち中国もできるようになりますよ」と述べた。
80年代に入ると、中国海軍は南シナ海、西太平洋で長期間に及ぶ大規模な軍事演習をしばしば実施するようになり、また85年には海軍艦艇部隊がパキスタン、バングラデシュ、スリランカを友好訪問した。こうした軍事演習や友好訪問ができたのは、「縦向き」とはいえ、洋上補給艦が洋上で各種物資の補給を行ったからである。
つづく
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.