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こういう見方もある事を知ろう

投稿者: oityanndokodai 投稿日時: 2007/08/12 13:43 投稿番号: [20910 / 73791]
>“夢”がなくなった日本株
2007/08/12(日) 00:03:53更新

中国株、人民元、不動産……中国のお金の流れ   第34回−阿部享士(日本事業通信網   代表取締役社長)

   専門家ではないのであまり突っ込んだ話はできませんが、最近の日本株はどうも勢いがないようですね。

   2003年を底に反発した日経平均もこのところ伸びしろを急速に縮小。政府のノー天気なご宣託とは裏腹に、いまだに景気が良くなったという実感はありませんから、当然といえば当然なのですが、バブル崩壊から10年余が経過しても先行きに明るさがみえないとなれば、企業の収益力の低下うんぬんというよりも、日本の産業構造自体が変化し始めていると考える必要があるのかもしれません。


   もともと株というのは、(1)毎年支払われる配当による利潤価値と、(2)発行企業の資産価値、から成り立っています。しかしやっかいなのは、実際の株価はこれらのほかに近未来の理想像(収益)という付加価値が加味されて形成されていることです。この部分を投資家の“夢”と置き換えてもいいかもしれません。

   この“夢”は市場が好調なときこそ大きく膨らみ、強気相場のときなど、それこそ何年も先の利益まで織り込んで買われます。それでも経済成長が続いている間は、先に買われた株価に追いつくように企業業績も上昇してきたので、多少の山谷はあれ相場は右肩上がりのカーブを描くことができました。銘柄によっては短期間に2割、3割、ときに倍以上に株価が上昇したため、投資家は配当よりもキャピタルゲイン(売却益)を重視。証券会社も値上がりしそうな銘柄を紹介すれば、メシのタネには事欠きませんでした。

   しかし、経済成長が停滞し、前年実績を少しでも上回れば御の字というご時世になると、こうした“夢”を持てる株が少なくなってしまいました。

   株価の大部分を形成するこの要素がなくなると、本来の配当などの機能しか持たなくなりますから、銀行金利より少々マシといったレベルで落ち着くしかないのかな、とも思います。(執筆者:阿部享士)

【執筆者】
阿部享士(あべ   たかし)

1965年、東京都北区生まれ。88年、日本の大学を卒業後、台湾・東呉大学中国文学研究所(大学院)へ留学。93年、同研究所修士課程を修了。文学修士。帰国後、内外個人投資情報の発信を手がける(株)日本事業通信網に入社。現在、代表取締役。中国株レクチャーなどを精力的にこなすほか、同社が発行する週刊『ベンチャーインテリジェンス』(会員制)の編集・発行人なども務めている。

●主な著作

『1億円に大化け!   「中国株」絶対法則』(KKベストセラーズ)
『決戦!!   中国株』(KKベストセラーズ)
『成長中国で資産倍増計画「先富論」』(日東書院)
『でっかく儲ける中国株』シリーズ(日本文芸社)
『妻から学ぶ中国13億人市場への投資術』(ごま書房)
『絶対負けない!!中国株』(廣済堂出版)
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