自慰の拳
投稿者: k_g_y_0721_onaho 投稿日時: 2009/02/20 21:09 投稿番号: [56 / 910]
投稿者:抜
自慰は「テコキンドー」12段です^^
「どうしよう...」
ものすごい不安と緊張感が襲ってきます。自慰は、すでに仕度を終え、私を待っています。急いで仕度をし、お互いに礼をして、遠間まで歩み寄り、私は正眼に構えました。すると自慰は、立ち止まって私に視線を向けると、身体の前にダラリと1本の※自主規制★★★を下げました。あの宮本武蔵の自画像そっくりな立ち姿でした。自慰はそのまま動こうとしません。
私の方から徐々に間合いを詰めて行きました。そしてハッとしました。間合いがわかりません。※自主規制★★★を交えていないので勝手が違うのです。私は一足飛びに後退し、また間合いを詰めて行きました。自慰は微動だにしません。
全神経を集中して一足一刀の間合いと覚しき間合いからさらに詰めると、自慰の手首がピクリと動きました。
「あっ、飛び散る!」
そう思ったのです。瞬間、私はまた一足飛びに後退しておりました。私は、また間合いを詰めました。一見スキだらけと思ったその構えには、まったくスキがありません。いえ、構えではなく、自慰の心にスキが見えないのです。突きに行っても、面に行っても、あの自慰の演武の流れるような※自主規制★★★筋が見えてきて、どうにも打ち込めないのです。
「タイム!」
私は、審判の○○師範にタイムを要求しました。
「どうした?」
緊張が不安と疑心暗鬼恐に変わり、心に迷いが生じて、おじけついたのです。タイムをもらって、心を落ち着けよう、集中しなければと思いました。一分だけ許可してくれました。大きく深呼吸しました。
瞬く間に時間が過ぎ、また自慰と道場の中央で対峙しました。遠間です。自慰から間合いを詰められたら?
また、不安がよぎりました。私の弱気を見透かしたように、すーっと出てきました。私は、出ている右足を後に下げながら、思わずすーっと左上段に振りかぶってしまいました。すると、自慰の出足は止まり、一瞬でしたが「はうっ..」とした恍惚な表情を見せたような気がしました。
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