2008年北京オリンピック

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歴史

投稿者: ahoodeshuga 投稿日時: 2008/04/28 18:42 投稿番号: [1427 / 2843]
以前まで、中国はオリンピックの参加を拒み続けてきた。
何故なら、スポーツ競技に対して、何の知識もなく、
選手の育成も出来ず、世界レベルで通用する者がなく、
出ても惨敗となるだけで、それは国威を消沈させる。
国威は、そのまま国民統制に影響してしまうため、
選手が育つまで、ずっと参加を拒んできたのだ。

しかし、時代は流れ、中国選手の目覚しい活躍も現れて、
東京がそうであったように、北京も今回、主催となった。
しかし、ここで大きな違いが両国にはあるのだ。

東京開催の時代、日本人はすでにナショナリズムに対して、
それほど意識のうえで、重視してはいなかったのだ。
従って、勝利しても敗れても、同じように「良く頑張った」
と、自国の選手を讃えてやれたのだ。
それこそが「参加することに、意義がある」という
オリンピックの精神、そのものであったのだ。

果たして、今の中国に、それを求められるだろうか?

かつて、モスクワ開催のとき、同じような独立問題で、
アメリカを先頭に各国が、参加を拒否したことがあった。
それを根にもち、次にはモスクワが参加を拒否した・・・・

しかし、そんな政治的な意味など、何の影響もなく、
参加選手は、自分の最大の能力を出して、戦うのだ。
そして、勝っても敗れても、相手を讃えて喜ぶのだ。
「勝敗の先にこそ、相手への真の理解と賞賛がある」
これこそが、オリンピックの最大の功績なのだろう。
まさに、自由を尊ぶからこそ、到達出来る境地なのだ。

案の定、それからモスクワは崩壊し、自由化が進んだ。

今回の北京を、つくづく拝見するに、
開催前の騒動が、大きければ大きいほど、
自国民の、国威高揚が、高まれば高まるほど、
それぞれの競技での、自国選手への期待は高まるだろう。

しかし、オリンピックの最大の興奮は、
フィナーレでの、国境を越えた、選手たちの行進なのだ!
力の限り、競い合った選手同士が、お互いの健闘を讃え、
肩を抱き合って進む、その姿には、ナショナリズムも
国の威信も、矮小なものとしか、映りはしない!

中国の人々は、それをどのように取るのだろう?
かつての大国、ソ連のように、民主化の流れの
きっかけとするのだろうか?

いずれにしても、このままで、済むはずはないだろう。
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