エシュロン
投稿者: pinkfloyd_the_wall2 投稿日時: 2004/01/06 09:14 投稿番号: [2351 / 8733]
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのアングロサクソ
ン5カ国の情報機関が連携し、ファックス、電話、メールなど地球上を行き交う
情報を収集する"エシュロン"計画。関与する情報機関はアメリカ国家安全保障
局、英国政府通信本部、カナダ通信安全保障施設、オーストラリア国防信号理
事会、ニュージーランド政府通信安全保障局。
計画は戦後間もなく冷戦体制ができた1948年の米英秘密協定(UKUSA)にさ
かのぼる。米国は英国側を、英国は米国側をスパイしてデータを交換し犯罪を
摘発していた。この方法だと自国民を盗聴するのが禁止されている自国の法律
の網も簡単に潜り抜けられる。それが英語圏連合へと進化した。
傍受は以下の方法で行われる。
無線波…電波の発信の希薄な静かな場所に直径400メートルの金属製の円筒
形装置を設置。盗聴用アンテナはAN/FLR-9でサンビト・デ・ノルマニ(伊)、
チックサンズ(英)、カラムルセル(トルコ)で稼働している。
衛星…エシュロン・システムは宇宙を飛び交う交信を傍受するために常時120
個の衛星を機能させている。衛星は傍受した情報を世界中に分散配置されてい
る地上アンテナ(直径30メートルのパラボラ)に送り込む。これら「巨大な耳」
の一つ英国のモーウェンストウは大西洋、インド洋上の交信を傍受している。
海底ケーブル…海底の深さが盗聴を妨げるかに見えたが、ケーブルから発信さ
れる磁場をキャッチするコイルのついた円筒形装置を潜水夫が設置し、米国の
潜水艦がロシアの軍用海底ケーブルによる通信の録音に成功。
光ファイバー…電磁放射がない光ファイバーによるシステムは盗聴を困難にし
たが、10億分の数ワットという「微かな電波」でも通話の全体を復元するのに充
分だという。
インターネット…ネット上の情報の交換の大部分は米国の地を経由する。このこ
とがNSAにとって通話の傍受を容易にしている。
1999年4月の欧州議会に提出されたレポートでその存在が発覚し、EUはカン
カンに怒り本格的な調査に乗り出した。。そこには、宇宙通信を傍受する巨大な
アンテナや、カムチャッカ沖に米潜水艦が設置した盗聴装置などの生々しい写
真が載り、"エシュロン"についても詳しく触れられていた。欧州議会は「欧州でス
パイ活動が行われるのは許されることではない」と委員会を設置、疑惑解明に
厳しい姿勢で臨んでいる。
盗聴の対象はあらゆる人々・団体に及んでいる。ローマ法王、故ダイアナ妃、故
マザーテレサ、アムネスティー、グリーンピース、著名人や人権団体…。イギリス
元首相サッチャーが当時の2人の閣僚の盗聴をエシュロンに依頼したという
生々しい証言もカナダの元諜報部員が語っている。
米CIA長官も盗聴の事実は認めている。だが建前は欧州企業は賄賂をつかっ
た商売をするからという産業スパイ的なモノに限定している。各国を監視してい
るとは口が裂けても言うはずがない。エシュロンの秘密はオーストラリア政府と
ニュージーランド政府が事実を認めたが、しかし、この暴露にさえも合衆国高官
はコメントを拒否した。この組織に対抗してフランスやドイツ、ロシア、スイスなど
非英語圏各国が通信傍受システムの構築に動き出している。
ン5カ国の情報機関が連携し、ファックス、電話、メールなど地球上を行き交う
情報を収集する"エシュロン"計画。関与する情報機関はアメリカ国家安全保障
局、英国政府通信本部、カナダ通信安全保障施設、オーストラリア国防信号理
事会、ニュージーランド政府通信安全保障局。
計画は戦後間もなく冷戦体制ができた1948年の米英秘密協定(UKUSA)にさ
かのぼる。米国は英国側を、英国は米国側をスパイしてデータを交換し犯罪を
摘発していた。この方法だと自国民を盗聴するのが禁止されている自国の法律
の網も簡単に潜り抜けられる。それが英語圏連合へと進化した。
傍受は以下の方法で行われる。
無線波…電波の発信の希薄な静かな場所に直径400メートルの金属製の円筒
形装置を設置。盗聴用アンテナはAN/FLR-9でサンビト・デ・ノルマニ(伊)、
チックサンズ(英)、カラムルセル(トルコ)で稼働している。
衛星…エシュロン・システムは宇宙を飛び交う交信を傍受するために常時120
個の衛星を機能させている。衛星は傍受した情報を世界中に分散配置されてい
る地上アンテナ(直径30メートルのパラボラ)に送り込む。これら「巨大な耳」
の一つ英国のモーウェンストウは大西洋、インド洋上の交信を傍受している。
海底ケーブル…海底の深さが盗聴を妨げるかに見えたが、ケーブルから発信さ
れる磁場をキャッチするコイルのついた円筒形装置を潜水夫が設置し、米国の
潜水艦がロシアの軍用海底ケーブルによる通信の録音に成功。
光ファイバー…電磁放射がない光ファイバーによるシステムは盗聴を困難にし
たが、10億分の数ワットという「微かな電波」でも通話の全体を復元するのに充
分だという。
インターネット…ネット上の情報の交換の大部分は米国の地を経由する。このこ
とがNSAにとって通話の傍受を容易にしている。
1999年4月の欧州議会に提出されたレポートでその存在が発覚し、EUはカン
カンに怒り本格的な調査に乗り出した。。そこには、宇宙通信を傍受する巨大な
アンテナや、カムチャッカ沖に米潜水艦が設置した盗聴装置などの生々しい写
真が載り、"エシュロン"についても詳しく触れられていた。欧州議会は「欧州でス
パイ活動が行われるのは許されることではない」と委員会を設置、疑惑解明に
厳しい姿勢で臨んでいる。
盗聴の対象はあらゆる人々・団体に及んでいる。ローマ法王、故ダイアナ妃、故
マザーテレサ、アムネスティー、グリーンピース、著名人や人権団体…。イギリス
元首相サッチャーが当時の2人の閣僚の盗聴をエシュロンに依頼したという
生々しい証言もカナダの元諜報部員が語っている。
米CIA長官も盗聴の事実は認めている。だが建前は欧州企業は賄賂をつかっ
た商売をするからという産業スパイ的なモノに限定している。各国を監視してい
るとは口が裂けても言うはずがない。エシュロンの秘密はオーストラリア政府と
ニュージーランド政府が事実を認めたが、しかし、この暴露にさえも合衆国高官
はコメントを拒否した。この組織に対抗してフランスやドイツ、ロシア、スイスなど
非英語圏各国が通信傍受システムの構築に動き出している。
これは メッセージ 1 (marimari20026 さん)への返信です.
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